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2005年01月24日(月) 26歳乙女(?)の悩み

すっかり雪景色のベルリン。
寒いわけです。

雪国育ちの私としては、ちょっと雪が降ったからといって、キャーキャー言っちゃいられねぇ、といった感じなのですが、やっぱりチラチラ降ってくる結晶たちに、なんとなくセンチメンタルな気分になったりもするわけで。
吸い込まれそうな空を見上げながら、冷たい冴えた空気を感じるのも、冬の楽しみの一つでしょうか。


そんなわけで、今日も家でピアノを弾いているうちに一日が過ぎてしまいました。
昨日、友人とも言っていたんだけど、朝起きて、ご飯作って食べてちょっと練習して、ちょっと休んで、って繰り返してたら、あっという間にそれだけで一日って終わっちゃうんだよなぁ。贅沢な話だ。

日本で、演奏会を終えたばかりの友人と電話。
演奏会後でテンションが高めの彼と話しているうちに、おのれの無力さを実感してしまった。
どれだけ頑張って練習していても、どれだけ努力していても、今の私は、親のスネをかじっているだけの、ただのピアノが弾ける女であって、一銭もこの身で稼いではいないわけだ。今のところは、まったく、世間様のお役に立っていない、非生産的な人間なわけだ。
どれだけ、いわゆる「手に職がある」状態でも、それをうまく生かせなければ、職も何もないわけであって。
まーったく、役立たずなわけですよ、今の私は。
そんな状態に甘んじている自分が、どうにもならないだけに、なんだか悔しい。
今は勉強の時期なんだ、と言いきかせるけれど、人生いつまでも勉強なんだし、いったい、いつから私は音楽で食べていけるようになるのでしょうか。

努力すれば道は開ける、というけれど、本当かしらね。


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