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推敲もせずに書き連ねていますので、事実関係に間違いがある可能性もあります。ご了承ください。


2004年06月04日(金) 久々ベルリン環境

ライプツィヒから帰ってきて、久しぶりにネットを見ると、
御手洗怜美さんの事件。
小学生の頃って、こんなふうに、ある意味残酷に、友人を言葉で傷つけることを、平気でやる時期だと思う。
それが、ネット上であろうと、なかろうと。

なんていうか、結局は、想像力の、偏りなんだろうな。
自分に向かっての他者からの悪意が少しでもあれば、世の中全部が自分を否定しているような錯覚にまで陥ってしまうのは、わからなくもない話で。
でも、想像力を、自分に関するマイナス方面の想像にばかり、たくましく伸ばしてしまって、
相手を殺したらどうなるのか、相手の痛みはどうなのか、という方面にそのイマジネーションを使わない。使えない。

クラスメートの中には「私も同じことをしてしまうそうだ」とコメントしている子もいるようだ。
一歩間違えれば、どこにでも起こり得る事件。
怖い世の中だ。

でも、一番びっくりしたのは、この事件に関する井上防災担当大臣の発言。
「元気な女性が多くなってきた」などと言ったらしいじゃないですか。
それを読んで、もう、なんだか、暗澹たる気持ちになってしまった。
大臣たるものが、こんな的外れな発言しか出来ないのか。
こんなオトナに引っ張っていってもらう日本の先に、何があるんだ?
びっくりした。



まあ、こんな嫌な話ばかりじゃなくて、楽しいお話もしましょう。
突然ですが、蚊に刺されて、薬も何もないとき、その刺されたところをどうしますか?
よく、爪で「バッテン」を付けたりしませんでした?
痛みで、痒さが和らぐような気がする、と、×印を刺されたところに付けるのです。(私は、逆に刺された痕が残りそうであまりしないようにしているのですが。)
ベルリンに帰ってきていつものスーパーへ買い物へ行ったんです。
オレンジ色の袋のスーパーです。
日用雑貨もたくさん扱っているのですが、
そこの特価製品の一つに、なにやらプラスチックの小さな部品が。
なんだろう?と見てみると。
「蚊に刺された場所に『バッテン』を付ける道具」。
おいおい。
プラスチックの先が、プラスドライバのようになっているのです。それで、患部を押さえる、らしい。値段を忘れてしまったのが残念。
しかし、さすがドイツ。こんなもの売るなよー!!


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