ショパンエチュードop.10-5「黒鍵」と、バラード4番を弾きました。 他の人がリストとかコンツェルトとか弾くというのに、なぜか私が一番最後・・。 なんとなく、余計なプレッシャーが。 待ち時間が長いのは嫌なもんです。
エチュード、前日から調子が悪く、まあ、予想通りちょこちょことミスを連発。 これが入試だったら確実に落ちてるな(笑)。 バラードの方は、演奏後にたくさんの人から「よかった」と声をかけてもらって、自分としても結構悦に入っていたにもかかわらず、あとで録音したMDを聴くと、ドーンと落ち込んでしまった。 やっぱり、エチュードでの失敗で、かなり動揺していた模様。 いつもよりも、ちょっとテンポが前に前に進みすぎていて、余裕がない。 うーむ。もっと、たっぷりと聴かせたかったのに。もっと、歌えたはずなのに。 悔しい。 それでも、先生は「雰囲気の作り方も良し、『物語』を語れていた、後半の盛り上げには引き込まれた」と、評価してくれたので、まあ良かったのでしょうね・・。
しかし、こうやって考えてみると、私の場合、 演奏会のあと、喜ぶよりも落ち込む方が多い気がするなぁ。 ドイツに来てから少しずつではあれ、確実に上達はしているはずなのに、 いつまでたっても、満足できない。 理想が高すぎるのだろうなぁ。
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