時間が足りない - 2006年11月13日(月) 読書の秋だからというわけではないけれど、最近読書にハマっている。 活字中毒者の目黒考二さんのように1日10冊なんてとても読めない。 薄めの文庫本で1日1冊が限度。 もともと読書は好きなのだけれど、TOEICの高得点を狙うようになってから、 なんとなく日本語の読書を自粛してしまった。 ただでさえ自分の自由にできる時間が少ないのに、 読書に時間をとられたら英語を勉強する時間がなくなってしまうので仕方なかった。 最近、TOEICはべつにどうでもいいや状態になってからも、 読書の再開はどういうわけか頭になかった。 読書の楽しみを忘れてしまったのだろう。 たまたま友人と一緒に古本屋へ行ったとき見つけた椎名誠の本が導火線となった。 読み始めたら止められない止まらない。 1冊読むと、もっといろんなことを知りたくなり、 関連する本をもっと読みたいと思うようになる。 読書が軌道に乗ってくると、関連は関係なくあれも読みたいこれも読みたいと、 読みたい本が指数関数的に増えてくる。 本を探しにずいぶんご無沙汰だった大きな本屋、地元の古本屋、図書館などへ行くようになる。 大きな本屋や大きな図書館へ行くと、 買わなくても・借りなくてもどんな本が置いてあるかを見ているだけでも楽しい。 忘れかけていた感覚をだんだん取り戻してきたような気がした。 長年のブランクで本への飢餓感が知らない間に蓄積されていたようだ。 「むさぼるように読む」というフレーズが今の自分にぴったり合っている。 読書と反比例するように購読している英字新聞を読む時間がなくなってしまった。 毎日容赦なくやってくる英字新聞は手付かずのまま累積。 お金をどぶに捨てているようなありさまで非常にもったいない。 英語も日本語も両方読むには1日24時間ではとうてい足りない。 仕事をしているひまがあったら本を読んでいたいという目黒考二さんの気持ちがよーくわかる今日この頃であった。 はてなアンテナに追加 マイ日記に追加
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