子守唄 - 2006年08月23日(水) 就寝のBGMは最近よくビートルズを聴いています。 物心つく前から聴いているだけに安心できます。 彼らの音楽に精神安定剤の効能があるのかもしれません。 "Rubber Soul"や"Revolver"といった中期のアルバムを特によく聴いています。 この時期はポールのベースがやけに印象的で、 ヴォーカルのほかにベースも気持ちよく歌っているんです。 "Taxman"なんか特に印象的。 アルバムに入っていないけど"Rain"のベースはゾクゾクする。 ヴァイオリン型ベース「カール・ヘフナー」独特のやわらかい音が心地いい。 もうひとつ楽しみにしている子守唄があります。 深夜に短波の17600kHzから17700kHzの間を探すと、 聞こえることがあるアフロミュージック。 周波数は毎日ちがうし電波の伝播状態が悪い日は聞こえないことも多く、まさに神出鬼没。 アナウンスやトークはいっさいなく、音楽だけが流れている。 ミニマルで陽気な音楽は子守唄にうってつけ。 遠い外国から聞こえてきて神出鬼没なのがロマンを掻き立てる。 聞こえ始める時間はコンデションに左右されるので一定していない。 12時半にぴたりと音楽がやみ終了してしまう。 この謎の放送局の正体は、 リビア秘密局Sowt Al-Amel(希望の声)のアラビア語放送に対する妨害電波らしい。 リビアの国民に聞かれてはまずい放送に対して、 リビア政府がガボンかどこかの送信機を借りて妨害しているとか。 ザーザー、ガリガリと不快な音の妨害電波は不快だしムカつくけど、 のどかなアフロミュージックで来られると和んでしまう。 夜中にこのアフロミュージックを発見すると嬉しくなります。 リビアの皆様には申し訳ないですが……。 はてなアンテナに追加 マイ日記に追加
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