たーげぶっふ(日記)...ゆるげん

 

 

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T父さんはやはり最高! - 2004年06月13日(日)

ひとつめはタニア(英)。
彼女は現在うちのブランチのトレーナーに今年の春頃から就任している。
そのせいかどうか?英国人講師の数が増え一大勢力となっている。
一時期英国人講師がひとりもいなかったのがウソみたい。
そのかわりカナダ人が全滅……。
カナダ人のトレーナーが異動になったのがきっかけなのか?
講師陣の回転の速さにめまいがしそうだ。

レッスンはボキャブラリー・ビルダーからの抜粋。
"Jury Finds Mukkins Guilty"のところ。
以前何度かやった記憶がある。
78歳の男性が80歳の妻を殺害した事件のお話。


その男性は病気で苦しんでうわごとを言っている妻を見かねて射殺し警察に自首した。
裁判では殺人による懲役25年の刑が言い渡された。
78歳の彼が刑務所から出られるのは103歳。
事実上の終身刑。
法律が間違っている、彼は犯罪者ではない、彼は妻を愛していただけなのだ。
そう考える人たちは大勢いた。


このストーリーを踏まえつつ裁判について話し合った。
日本に陪審員制度がないことは、タニアに限らずあちらの方々にはものすごく驚きらしい。
まあ、裁判長の判断だけで判決がおりるのは、東山の金さんとか大岡越前の時代劇とあまり変わらないかもしれない。
陪審員制度のメリットとデメリットを言えと命令されても法律の話はぜんぜんダメ、降参。
日本でも裁判員の導入しようという動きがあるが、なにがどうなっているのかよくわからん。
裁判については小説・ドラマ・映画などで見た範囲内の知識。
説得力のある話はできなかったデス。

ふたつめはT父さん(米)。
フリートークが爆笑だった。
駅前の長崎屋でよくT父さんをよく見かけるという話になって……。
実は自分も昨日そのスーパーでT父さんと出くわしている。
昼休みの時間に電気屋のマッサージ椅子でよく休憩していると告白した。
年配で長身のアメリカ人がスーツ姿で電気屋のマッサージ椅子でくつろいでいる姿を想像すると、
なんか笑える。
いつかは女子高生にすでに占領されていたので西友まで行ったらしい(笑)。

そのあと、どういう流れなのか、つい最近脱退したケン(米)の話題になった。
恋愛の相談をよくT父さんにしていたそうな。
T父さん的にもいろいろアドバイスしたらしいのだが、とうとう結果は出なかったらしい(核爆)。
ケンのやりかたは直接的過ぎるという結論がでたというオチ。ぷ。
ものすごくよくわかる気がする(楽屋オチですみません)。

レッスンは刑事とチンピラの会話が載っている"A Few Questions"のユニット。
テーマは間接話法。
その会話の質問部分を間接話法に言い換える練習を徹底的にやる。
たとえば、
"What time did you get there?"を
"He asked him what time he had gotten there."
という風に過去形を過去完了系に変換しつつ、疑問文の並びを普通の並びに。
最初はとまどったが、やっているうちにすこしずつコツがわかってきた。
"last night"→"the night before"にまで変換するのは実際の会話でとっさにできる自信はナシ。

T父さん独特の文法重視型レッスンは、
ふだんメチャクチャな文法でしゃべっているのを矯正してくれる貴重な時間。
身の引き締まる思い。
いつまでも末永くうちのブランチにいて欲しい人材である。




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