ドライブ A GO GO! 仙台編※ - 2004年05月04日(火) ゴールデンウィーク最終日の5日は休養にとっておこうと予定。 よって、この日がドライブ週間最大の山場となった。 東名、中央、関越と高速道路を制覇してきたので、今度は東北道を行けるところまで行ってみようと。 うちを出発したのは朝の10時くらい。 早起きしてもっと早く出ればヨカッタとあとで後悔することになる。 首都高は順調。 うちから川口JCTまで1時間足らずで距離は80kmちょっと。 東北道も順調で渋滞知らず。 しかし、反対の上りはUターンラッシュでものすごいことになっていた。 高速道路が駐車場状態……。 帰り道はじぶんもアレにはまるのかと思うと頭が痛くなってきた。 くよくよして集中力が弱まると安全上ヤバイので、先のことはあまり考えないようにした。 佐野SAで最初の休憩。 ここの佐野ラーメンがいつも楽しみ。 しかし、麺の業者が替わったのか?麺が平たいタイプになっていた……。 前の細麺のほうが美味しかったな……。 東北地方の地図を探すも福島県までのものしか見つからなかった。 道路公団の無料地図も福島までしか載っていない。 もっと先へ行こうと思っていたので次の休憩で探すことにする。 栃木県に入ると田園と山の風景に。 中央道から見える山はかなり険しく感じるが、東北道のはなだらかな感じ。 若葉の黄緑色で明るい色彩が目に飛び込んでくる。 今まで3車線だったのが、宇都宮ICから2車線に減る。 東北道の入口から宇都宮まで約100km。 道路の左端に白いポールが立っていて、 それに入り口から何Km地点なのか書いてあるのに初めて気がついた。 仙台まであと230km。 仙台まで行けるかも!って思ってしまったのが運の尽き。 普通は思わないよね……。 北へ進むにつれて東京のFM局がだんだん聞こえなくなってくる。 那須高原あたりから天気があやしくなってきた。 雨がポツポツと。 福島県に入ってから郡山JCTで渋滞との表示があった。 実際は時速60kmくらいで流れていたのでぜんぜん大丈夫。 安達太良SAで2度目の休憩。 宮城県の地図とお土産用の薄皮まんじゅうをゲット。 まわりのお客さんやSAの店員サンのしゃべりが東北弁なので、遠くまでやってきたことを実感。 栃木県と福島県はとにかく広い。 東京都や神奈川県のレベルとは大違い。 なので、進んでも進んでも県境はなかなかやってこない。 途中、反対の上りは断続的に激しく渋滞。 ところどころに満開の桜が見える。 桜前線を追いかけているのだ。 雨がところどころで降ってきたり、晴れ間が見えたりと天気が次々と移り変わる。 宮城県に突入すると、カーブと坂道がかなり激しくなってきた。 結局、仙台宮城ICに着いたのは夕方の4時半頃。 うちからスイスイでも6時間かかった……。 料金所のおじさんから「ゴクロウサマ」と言われた。 料金は7200円なり。 走行距離は400kmを軽く越えていた。 去年、ワシントンのダレス空港からヴァージニア州のオシアナ基地までバス旅行したときも距離は400kmくらいあった。 あのときよりも乗りでがあったような気がする。 ちなみに仙台から東北道の終点青森へは今まで来た道とほぼ同じ距離を走らなくてはならない。 つまり仙台は東北道の中間地点。 たてに長い日本をしみじみと実感する。 とりあえず仙台までやってきたことをもっと確認したかったので、仙台駅へ向かうことにする。 青葉通りで激しく渋滞。 ビルが多く道路も広くとってあってなかなか立派な街。 アーケードの商店街もあるみたい。 太陽が沈んできて、少しずつ薄暗くなってきたので焦る。 駅前にたどり着いたときはすでに5時をまわっていた。 その辺のスタンドで念のため給油。 リッターあたり約14kmとかつてない好燃費。 ふだんは大食いのクルマだけど、高速道路を時速90〜100kmに保って走ると小食となる(効率がよくなる)。 ダイエット走法ですな……。 日没までになんとか海を見たかったので、急いで松島方面へ向かう。 仙台の街をブラブラ探検したかったのだが、いかんせん時間がない。 もし、早朝に出発していれば、お昼過ぎころに仙台へ着いて街を探検する余裕があったかもしれない。 そうすれば青葉城跡も見ることができたはず。 暗くなってから海を見てもしょうがないので、国道45号を見つけてそのまま進む。 ところで、仙台の信号って青に変わるタイミングが都心のと比べるとちょっと遅いような気がする。 多賀城市を通過し塩釜市へ。 ようやっと海と漁港が見えてくる。 なにせ初めての土地なので、あとどれくらい走ればいいのか検討もつかない。 また山道みたいになり、トンネルをいくつか抜けて海沿いにでると……。 ようやっと松島公園に着きました!! 時計はすでに6時をまわっている。 あたりはだいぶ薄暗い。 気温もヒンヤリ。 日本三景のひとつだが、日没間近のせいもあって人はまばら。 赤い渡月橋を渡って雄島へ。 なんとか写真を何枚か撮ってクルマに戻るとだいぶ暗くなってしまった。 ほんとうは、もっと大きい福浦島を探検したいところであったが、真っ暗ではどうしようもない。 そのまま来た道を戻ることに。 仙台港北ICそばにあるマクドで食事しつつ、地図を見ながら帰り道を研究。 一般道を通って仙台市街へ戻って東北道よりは、 仙台港北ICから高速に入って東北道へ抜けるほうが楽そうだった。 せっかく海辺へやってきたのだから、美味しい海の幸を食べればよかったカナ?と後でちょっと思った。 気持ちに余裕がなかったのかな……。 ICに入っていきなり焦る。 表示には「東京」が書いてなくて、いったいどっちへ行ってよいやら? 料金所を抜けると分かれ道のところに、 東京 名古屋 ← → みたいな緑色の標識があるじゃないですか。 「白石」とか「相馬」とか「仙台空港」とかチンプンカンプンな行き先しかない(汗)。 さきほどの地図によると「仙台空港」の方へ進めばよさそうだったので何となくそっちへ。 どうやら正解だったようだ。 地図がなかったら危ないところであった。 仙台東部道→仙台南部道を経由して東北道へ。 仙台の街の夜景が見えてとてもキレイだった。 菅生PAでお土産を買いつつ、渋滞と雨の情報をチェック。 渋滞はだいぶ解消していたが、もうちょっと先で雨が降っているようだ。 疲れているときの夜雨はつらい。 特に目の負担が大きくなる。 那須高原手前でバケツ雨。 水煙が立つほどの激しい雨で視界が悪化。 ワイパーを最速にしても、よく見えない。 前のクルマのテールライトを頼りに運転するような感じ。 おまけに黒磯PA手前で激しく渋滞。 信号も料金所もないのに、なんで止まってしまうのだろう? 1時間近くチンタラを繰り返すとようやく解消。 しかし、矢板IC手前でまた渋滞。 もう勘弁してよ。 また1時間弱駐車場状態になったあと、ようやく順調になった。 都心に近づくに連れて雨もなくなっていった。 蓮田のあたりは完璧に道路が乾いていたので、雨とは無縁だったのだろう。 うちに着いたのは午前1時過ぎ。 長く楽しくちょっと大変な1日が終わった。 トータルの走行距離は約900km弱。 もちろん1日の走行距離としては自己最長記録です。 いつか、青森まで行って船で津軽海峡を渡って北海道を自分のクルマで旅してみたい。 というわけで、すみれ*さん見てる? はてなアンテナに追加 マイ日記に追加
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