ドライブ A GO GO! 箱根編※ - 2004年04月29日(木) 今年のゴールデン・ウィークはドライブ週間に決定! 週末にはいつも英会話の予定を入れているので遠出ができない。 かといって英会話をしないとストレスがたまる。 こっちを立てればあっちが立たず状態。 そろそろ遠出してスカッとしたい気持ちの方が強くなってきたので、 ゴールデン・ウィーク中はいっさい英会話の予約を入れずお出かけすることにした。 ちなみ自分のクルマは年数のわりにはぜんぜん距離を走っていない。 週末に近所を買い物するくらいしか使っていないから。 これじゃクルマもかわいそう。 初日は箱根へドライブ。 どういうわけか今のクルマで箱根へ行ったことがなかった。 もちろん歴代のクルマでは行っているけど。 山坂道をスイスイ登っていくエンジンなのにもったいない! ちょっと早起きして東名へ。 お天気は最高にイイ! 富士山に期待。 地元のバイパスはガラガラだったが、横浜町田IC手前でつっかえる。 さすが黄金週間……。 どうやら大和トンネルの先で事故があったらしい……。 そこを過ぎてしまえばスイスイだった。 期待通り富士山はバッチリ。 大井松田IC付近の下り坂では真正面にどアップの富士山! やはり、これが見えないと損した気分になる。 足柄SAで休憩したあと御殿場ICで東名を降りる。 料金所から見て左側の富士五湖方面はよく行っているけど、右側の箱根方面は本当に久しぶり。 道の感じも記憶とはちょっと違っていた。 箱根の山は若葉の明るい緑が多くてとてもキレイ。 まずは仙石原方面をめざし、箱根湿生花園へ。 この植物園へ行くには寂しげな狭い路地を通らなくてはいけなので、ちょっとわかりにくい。 入場料は通常700円とられるが、ポーラ美術館とセットの優待券を買うとかなりお得。 順路に沿っていろんな珍しい植物を見ていく。 ミズバショウもありました。 池には鯉が泳いでいる。 カエルの声がいっぱい聞こえるのが印象的。 そういえば、最近はカエルの声なんてぜんぜん聞いたことなかった。 大昔はうちの近所でもカエルの合唱が聞こえたような気がする。 朝早かったので見物客の数も少なく快適だった。 このあとはポーラ美術館へ。 山の中に突如モダンな建物が現れるような感じ。 「色彩の瞬き スーラの点描主義からマティスのフォーヴィスムまで」という展覧会。 フランス印象派の絵が充実していて嬉しい。 ルノワールの描いた少女はほんとにかわいいし、モネの有名な「睡蓮の池」や「ルーアン大聖堂」もある。 ゴッホの「アザミの花」は鮮やかな緑が強烈だった。 日本画のコーナーにはわしの大好きな東山魁夷の絵もあった。 怖くなるくらいの静寂が描かれていて惹きつけられる。 やっぱこの人の絵はインパクト絶大。 絵が好きな人は箱根へ行く機会があったらぜひ。 こんな山奥なのによく集めたなと感動。 心を洗濯したあとは大涌谷へゆでたまごを買いに。 お昼時になってしまったのでここの駐車場はびっしり。 はとバスも来ていてどういうわけか若い人が多い。 硫黄の匂いがさすがにすごい。 ちょっと山を登ったところにある玉子茶屋で目的のゆでたまごをゲット。 見た目が真っ黒でグロテスクだけど、殻をむくと普通。 さっぱりして美味い。 延命長寿の効能があるらしい……。 ここでも富士山がバッチリ。 美味しそうなお昼ごはんを見つけるために山を降って芦ノ湖の湖畔へ。 しかし、なかなか見つからず。 結局、観光船乗り場のところでちょっとトホホな食事。 事前にグルメ情報を調べておけばよかったと後悔。 お腹がいっぱいなところで、芦ノ湖スカイラインを登って三国峠へ。 ここは、おそらく1、2位を争う最高の富士山ウォッチング・スポット。 期待通りにバッチリ見えました。 富士山の左には駿河湾の海も見える。 夕方に薄暗くなると麓の夜景と富士山のコンビネーションでとても幻想的になるのだが、 それまで待つには早すぎる。 芦ノ湖のパノラマを眺めつつ山を降り箱根湯本方面へ。 まぼろしの蕎麦を探しに行く(また食うか!)。 箱根湯本駅を過ぎて川を渡り、また山に登るのだが……狭い道がクネクネでタイヘン。 路線バスやダンプとすれ違うたびにヒヤヒヤ。 途中のホテルで道を聞いたけど、それでも迷った。 えらく辺鄙な谷底にようやっと見つけた。 清水ミチコが絶賛していたという箱根暁庵。 正直なところ辿り着いたときには、フラフラに疲れました。 渋すぎる建物のわりには若いお客さんが多くてびっくり。 肝心の蕎麦は……つゆの昆布味が強すぎて自己主張しすぎ。 蕎麦自体の味を楽しむには、かつおだしのもうちょっとやさしい味にしてくれたほうが……。 要は蕎麦とつゆのバランスがバラバラ。 期待が大きかっただけにちょっと「うーん?」でした。 そばセットだったので、一緒にでてきた豆腐のほうが美味しくてインパクトあった。 冷奴は醤油がいらないくらい豆腐自体に豊かな味があってグー! 気をとりなおして(汗)家路。 途中、お土産を買うために国道沿いのカマボコ屋によった。 ずいぶん前に何度か行ったことのあるお店。 看板娘の三毛猫がいたのだけど、いくらなんでも生きていないだろう……と期待しないで。 ところが! もう18年も生きているって。 感動したー!!! ぜんぜん人見知りしないので抱きしめた。 来た甲斐があった。 この日のドライブでいちばん嬉しかったのはこの猫との再会だったかもしれない。 はてなアンテナに追加 マイ日記に追加
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