たーげぶっふ(日記)...ゆるげん

 

 

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2週連続で河津桜※ - 2004年02月28日(土)

というわけで、2週連続で河津桜を花見(汗)。
今回は河津桜が初めての(* ^ー゚) と。
一週間のあいだに伊豆地方はかなり暖かくなり、桜の開花も急速に進んだとの情報をネットで得ていた。
先週は5分咲き前後の桜が大半を占めていたが、今回は果たして?

満席の踊り子号で河津へ。
車内ではすでに宴会を始めているグループがいたりして早くもアルコール臭が充満。
我々も乗る直前にキオスクでゲットしておいたビールで乾杯。
車内販売は、いちばん後ろの車両からやってくるのをすでに学習済み。
今回は先頭の1号車に乗るのでビール&食料の確保は乗る前に済ませておくほうがお利巧。
案の定、車内販売のワゴンは1号車へやってくることはなかった。

午後1時半に河津到着。
ほとんどの客がここで降りる……サスガ。
駅前の桜は先週よりも確実に満開!
2週連続でいい天気にも恵まれた。

駅のホームから


まずはランチ。
駅前に待機している東急今井浜リゾートの送迎に聞いたら、もうランチタイムには間に合わないと……。
おーまいがっ!ショック!!
せっかく(* ^ー゚)とゴージャスなホテルで海を眺めつつ食事したかったのにな。
このときは食べ放題2000円也を逃してしまいとても残念に思ったのだが、
ここで満腹にしておかなかったことはあとあと吉とでることになる。
仕方がないので、桜を眺めながら屋台の食べ物を探すことにする。
観光客の数は先週よりも倍近く出ているようだ。

桜祭りの様子


川沿いを海方面に進みながら屋台の試食を順にこなしていく。
桜まんじゅう、桜だいふく、桜ヨウカンなど。
食べ物に夢中になると、ついつい桜を見るのがおろそかになってしまう(汗)。
「花より団子」を実践する二人であった。
結局、屋台の広島風もんじゃ焼きでお昼。
なかなかのボリュームだったけど、おたふくソースがなみなみと投入されており、ソースの味しかわからなかった……。

先週はたくさんの人だかりで見れなかった猿回しをどういうわけかタイミングよく特等席で見ることができた。

猿回し


ジャンプしたりでんぐり返ししたり、お姉さんの巧みな話術もあってお客さんをぐいぐいと引っぱっていく。
ラストの見世物は写真のとおり長身の竹馬。
しかし、桜まつりを取材にきたヘリコプターが超低空で何度も飛んでくるのでお猿さんの集中力が削がれる。
騒音と風圧にも負けず無事演技が終了し、一同胸をなでおろしたのでした。

チップをはずんだあと、国道135号を渡って海岸へ。
しばらく砂浜で波に石を投げて遊ぶ。
網漁の浮きがひとつ砂浜に打ち上げられていたのを(* ^ー゚)が見つけた。

ラーメンマン


楕円形の黄色い発泡スチロールに黒い紐がくっついて辮髪のラーメンマンみたいだと(*^ー゚)は言った。
海を眺めるラーメンマンの首はどこか哀愁が漂っていた。

コンビニで花見酒用のビールを買って、川沿いの道を桜を見ながら山の方に戻る。
途中でおつまみにツブ貝の串焼きを屋台で購入。
炭焼きで甘辛い醤油タレが絶妙に合う。
コリコリとした歯ごたえでとても美味かった。
桜まつり会場近くの屋台は押すな押すなの大盛況。
行列のできている屋台もあった。
「キムチさつま揚げ」を生まれて初めて買ってみる。
ピリ辛でビールによく合った。

桜の開花は例年になく恐ろしく早いスピードで進んだようで、
小さな木はすでに葉桜となっていた。
先週が5分だったから、一週間もたたないうちに満開を過ぎてしまったことになる。
やはり異常気象なのだろうか?
大きめ木が満開の状態を保っていて菜の花の黄色と美しいコンビネーション。

川沿いの桜


さらに川沿いをテクテク歩き豊泉橋を渡って峰温泉へ。
足湯に浸かろうとしたら、もうお湯が出ていない!!
午後4時で打ち切りは早すぎじゃない?!
仕方がないので流れが止まった生ぬるいお湯でガマン。
お湯の出口からダイレクトにつながっている一角がまだアツアツできれいなお湯だったので、
しばらくそこに浸かることにする。
おかげで足だけでなく、体中がホカホカ。
(* ^ー゚)が足湯初体験で疲れが取れたとかで喜んでいただけました。
ヨカッタヨカッタ。

足湯で暖まったあと、さらに川沿いを奥まで歩いていく。
4度目の河津だけど、峰温泉より先は行ったことがなかった。

桜のトンネル


桜のトンネルが見事にできていた。
先週のこのあたりは、まったくといっていいほど咲いていなかったのに……。
夜になるとライトアップされるらしい。
このトンネルが今回最大の発見であった。

峰小橋を渡り駅方面へ引き返す。
最後のお楽しみは知り合いから教わったうめい海の幸。
過去3回ともなかなかチャンスがなく味わうことができなかった。
日が徐々に暮れてきてお腹もいい感じに空いてきた。
お昼に今井浜の食べ放題が入っていたら、ヤバかったかもしれない。
晩御飯まで間が持てるかどうか心配だったけど、
意外にも時間がなくてスーパーのアオキや河津桜原木を訪れるヒマすらなかった。

6時ちょっと前に目的の店に着いたのだが、店はまだ準備中……。
店の前でオープンを待つことに。
近所の常連さんが一杯やりにこのお店へやってくる。
まだノレンが出ていないお店に常連さんが入っていって、お店のスタッフさんとの会話が漏れ聞こえてくる。
予約を入れていないとダメっていう……。
ガーン!
予約なんてまったく頭の中になかった。
3年越しの恋なのに今回もだめか!?
気が遠くなってきた。
が、常連さんが上手いこと交渉してくれて我々も便乗していいことに。
待望の海の幸にありつくことができた!
ありがたや。
わざわざ伊豆まで行って美味しいお魚を食べないなんてバチが当たるってもんで。

刺身の盛り合わせに始まり、どの料理も期待以上。
「大きいエビフライ」と「とっても大きいエビフライ」があって、
わしらが選んだのはもちろん「とっても〜」の方。

エビフライ


出てきたエビはホントに大きかった。
プリプリの身がのけぞるくらいウマウマ〜!
やっぱ新鮮さが段違いだわ。
メイン・イベントを飾るにふさわしい超大物であった。

お店は満員の大盛況。
しかしスタッフはたったの3人。
頼んだ料理が出てくるのにちょっと時間が……。
手伝ってあげようかと思ったくらい。
お酒が進むにつれて最終電車の時間がだんだん気になってきた。
20:57分発の電車に乗らないと帰れないのだ。
締めに頼んだ「チャーシューおにぎり」がなかなか出てこなくて……。
時計は8:45をまわる……。
お代を払って、おにぎりは手づかみ状態で店をでる。
駅まで走った、走った。
海近くではライトアップされた夜桜まつりが行われているが、見る余裕ぜんぜんなし。
酔っ払って全力疾走はこんなにも過酷なものか。
(* ^ー゚)は走りながらおにぎり食べて喉を詰まられる。
ボロボロになりながら、なんとか最終に間に合った。

伊東駅で接続に20分も待たされた。
熱海駅で最終の新幹線への接続に5分足らずしかない。
東海道線から新幹線へは駅の端と端。
また走った。
切符を買う時間がないということで熱海から新幹線に乗ったという証明書を渡された。
新幹線にも無事間に合い、自由席も空いていてようやっと生きた心地がした。

最後にとんでもなく珍道中になってしまった。
かえってドタバタのほうが、あとで思い出に残るのかもしれない。
大望だった伊豆のうめい魚介も食えたし、桜のトンネルも発見できたし大満足の旅行であった。




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