お誕生日プレゼント - 2003年05月25日(日) 昨日は基地イベントを堪能した1日だったので、この日は英会話を堪能する日。 Nに着くと受付嬢Kにポイント有効期限について以前の説明が間違っていたことを告げられる。 これについては後日、別の日記に詳しく書くつもり。 カチンときたことだけ言っときます(怒)。 まったくNの対応はいい加減なんだから! うちのブランチのスタッフは全員ダメダメ。 人によって・時によって言うことがぜんぜん違う! こうやってNは信用を失っていくのだ。バーローめ! ひとつめはクリス(米)。 クリスという名前を聞いてうちのイングリッシュ・クリスを思い浮かべたのだが、この日のクリスは別人だった。 Sからヘルプで来たとか。 そういえば、ケン、エマ、タニアの姿が見えない。 よって、のっけのフリートークはお互いの自己紹介タイム。 彼は日本に来て2年。シカゴの郊外出身。 つい最近韓国を旅行してきたそうな。 ブルーのワイシャツとネクタイは韓国土産だと言っていた。 旅行が好きみたいでアジア・ヨーロッパ諸国をまわってきたらしい。 前職を尋ねてみたら、大学を卒業してからすぐNに加入したと言っていた。 自己紹介が一段落すると彼は、 「簡単なレッスンがいいか?難しいレッスンがいいか?」 と訊いてきた。どっちでもいいよとわしらは言った。 結局、デイリーヨミウリのゴジラ松井の記事を元にレッスンは進められた。 テーマは「流行りもの」。キーワードは"fad"。 松井がアメリカにもたらした経済効果はどんなもの? ついこの前まで日本のマスコミはイチロー一色だったのに、今はゴジラ一色。 なぜ日本のマスコミは新しいものにすぐ飛びつくのだろう? 日本で急激に流行して急激に人気が落ちたものは何? などについて話あった。 レッスンが終わるとわしはVoiceルーム前に待機。 パムがNキッズを終えるのを待つ。 今日は彼女への誕生日プレゼントを用意してあるんよね。 小さな鉢植えの花なんだけど、いいのを探すのがタイヘンだった。 今朝、Nへ行く前に地元の花屋に寄ってみたところ、わしが狙っているタイプのものはなかった。 駅をはさんでもうひとつの花屋に行ってみるも、ここはすでに閉店。 おーまいがっ!どうするよ? レッスン開始は刻々と迫ってくる。 あと25分しかない! 今日あげられなかったら来週になってしまう。 誕生日後よりも前のほうが絶対いいよな……。 いちかばちかで電車に乗ってふたつめのRへ行くことにする。 R駅構内に小粋な花屋があるのだ。 電車はわりとすぐに来てくれて助かった。 休日ダイヤだけに本数が少ないのだ。 Rの花屋には狙いどおりの花があった! ああ、最初からここにくればヨカッタんだ。 誕生日用に包んでもらう。 急いでいるときに限ってトイレに行きたくなってしまうんだよな(汗)。 地元に戻ってトイレを済ませ滑り込みセーフでレッスンに間に合ったのであった。ハァハァゼィゼィ。 まあ、そんなギリギリの苦労はおくびにも出さず、 彼女に"Happy Birthday!"と無事プレゼントのお花を渡すことができたのであった。 彼女の顔は真っ赤。 去年もいっぱいプレゼント攻撃したけど、顔を赤らめたことは一度もなかったよなあ。 去年と今年では何かがちがう!? パ:「どうして私の誕生日を知ったの?」 ゆ:「去年教えてくれたよ」 しかし、彼女は"the end of May"としか教えてくれず、明確な日にちを知らないのれす。 今回も聞いてみたけど教えてくれなかった。 警戒されてる?信用されてない?なにかまずいことでもあるのか? いろんな思いが頭の中をぐるぐると。 まあ、素直に喜んでくれたのでとりあえず今日のところはこれでよし。 話し込んでいたら、スタッフルームからサーシャが怖い顔して出てきた(汗)。 パムは慌ててスタッフルームに戻っていった。 ふたつめはT父さん(米)。 今日はアメリカ勢に縁があるようだ。 のっけにT父さんはわしに写真を見せた。 奥さんの友達の女性の写真……3枚。 あり? 先週T父さんは奥さんの写真を見せてくれると言っていたのではなかったっけ? 自分のリスニング力のアホさ加減にたちまち自信を失う。 T父さんはこの女性とわしを引き合わせたいらしい。 T父さん満面の笑み。 こわいよ〜! わしは全身脂汗(被爆)。 ぬお〜! さっき愛しのパムにプレゼントをあげたばかり。 わしはパムしか眼中にないのですよ。 どうやればT父さんを傷つけずに断れるのだろう? T父さんはタイ人女性と再婚したばかり。 国際恋愛の素晴らしさ、理解しあうことの大切さを得々と語っている(冷汗)。 奥さんもこの話に乗り気なのだとか……。 その間わしは一生懸命断り方を考えるもぜんぜん思いつかない。 汗が吹き出てくる。 こわいよーっ! T父さんは締めくくりに、次回わしの写真を持ってくるよう命じた。 いやだ! ぜったい持ってくるもんか! しかし、わしはあいまいな笑みを浮かべてその場を誤魔化すことしかできなかった。 我ながらいかんなあ、日本人的あいまいな笑みは。 レッスンは"Messages"のユニットでテーマは苦手な間接話法。 中でもわからなかったのは、 “May be able to show you new synthetic fabrics. Can’t confirm date yet. ” というメモを間接話法で伝えるとき、yetがthenに変わるというT父さんの指摘。 “He said he couldn’t confirm the date then.” になるんだそうです。 英語の説明ではわからないっす(汗)。 だれか日本語で説明して! Nのレッスンが終わったら、久しぶりに渋谷へ行くつもりだった。 しかし、Voiceにパムがアサインされてる! 急遽予定を変更(爆)。 あああ、Hの有効期限が迫っていて、もう後わずかしか行けないのに! 昨日は彼女に会えなかったから、ここで取り戻さないと(何を?)。 地元でランチしたあとNにUターン。 受付嬢から「お帰りなさい」と言われてしまう(汗)。 生徒サンはわし含めてふたりのみ。快適! ひとつめはソル・ファン(英)。 彼女は日曜日が非番なのにいるっていうことは、 やっぱ講師陣の数が何らかの理由で少なくなっているのだろう。 キャサリン(加)もVoiceルームに乱入。 ネイティブ2人体制バンザイ! 彼女のレッスン相手がNSらしい。 テーマはneedsとwants。 生徒サン各自5個のneedsと10個のwantsをホワイトボードに書き、 それについていろいろ質問しあったり話し合ったり。 needsは簡単だけどwantsは意外に難しいんよね。 受付嬢から「生徒が来た」と声がかかり、キャサリンは10分ほどで退場。 残念! 生徒サンふたりともwantsに英語力向上を挙げたので、ソル・ファンに学習法をいろいろ訊いてみた。 どうやったら単語をいっぱい覚えられるのか? とか、ナチュラルな表現を覚えるにはどうしたらいいか?など。 単語カードに書いて部屋中に貼っておく方法を教わった。 受験生っぽくていいかもしれない。 ナチュラルな表現については、国際交流の催しに関わるとよいと彼女は言った。 要は話す機会を増やせってことなんでしょうね。 そうそう、彼女の名前の漢字を教えてもらった。 彼女は広東語も操れるのだ。漢字も書ける。 日本の漢字とはスタイルがちょっと違っているのでここには書けないけどなかなかエキゾティック。 名前を漢字化してもらったことにより、より親近感がわいてきたのでした。 ふたつめは先ほどのクリス(米)。 本来ならばこの日は彼の休日だったらしくかなりお疲れの様子。 わしも休○出○が死ぬほど大嫌いなので彼の気持ちが痛いほどよくわかる(汗)。 ここから生徒サンひとり追加で3人に。 テーマは旅行ネタから入り食習慣の違いについてへと発展した。 彼は例の韓国旅行でイヌ肉を食したらしい。 味は羊に似ているとか。 ペットにイヌを飼ってお腹がすいたら食べてしまえばいいと彼は何度も言った。 ちょっとヤケクソ・モードかも(笑)。 彼はイナゴが苦手と言っていた。岐阜で食べたらしい。 わしもそれはちょっと……(汗)。 胴体を噛むと中からプチヌルが! 脚が堅くて噛みにくいとか……おえーっ! 昆虫類は絶対いやだ! みっつめは待望のパム(英)。 のっけにTIME誌の記事でわからなかった表現を彼女に訊いてみた。 台湾のSARSに関する記事に"FEVER PITCH"というタイトルがついていたんだけど、これの意味がわからなかったんよね。 先ほどのクリスにも聞いてみたんだけど明確な答えは得られなかったのだ。 ネイティブにとっても難しいタイトルだったんだと安心はしたのだが(笑)。 パムの説明は明確だった。 要は「パニック状態」 英国人である彼女は"PITCH"という単語からサッカー場をすぐ連想するらしい。 そういえばサッカー中継で「ピッチ」って言うものね。 サッカー場でファンが興奮している様子が思い浮かぶと言っていた。 その説明を聞いてわしも"FEVER PITCH"というコトバのイメージがわーっと沸いてきた。 さすが文学者のパム! 頼りにしてまっせ〜。 彼女はThe Japan Timesに毎週木曜日に連載されているコラム”Natural Selections”の切抜きを用意してきた。 "Do you want to live forever? We might do soon"というタイトルで永遠の命がテーマ。 これはずうっと前にケイトがレッスンに持ってきてやったっけ。 まず、永遠の命が欲しいか? 永遠の命を得たら何をするか? 人々が永遠の命を得たら、どういう社会になるか? 中国では人口増加が深刻で一人しか子供を埋めない決まりだけど、これをどう思うか? もし中国の国家元首になったらどういう人口政策をうちだすか? など、パムが次々に投げてくる質問に答えていく。 あまりにも問題が大きすぎて静か目のVoiceになったことはいうまでもありません。 しかし、わしは彼女の笑顔を眺めているだけでもシアワセであった……(自爆)。 究極の癒し! よっつめはサーシャ。 休み時間に話題になっていた話を他の生徒サンが彼女にふった。 「N講師陣が自分の将来についてどう考えているか?」 実は、 「ほとんどのN講師は1〜2年で辞めてしまう。 どいつもこいつも腰掛けみたいで、本気で英語教育を考えている腰の据わった奴はおらんのか?」 みたいな話題でわれわれは盛り上がっていたのである。 サーシャは開口一番衝撃発言。 「わたしももうすぐ辞めるわ……」 オイオイ!サーシャがいなくなったらうちのN崩壊するって! 辞めないでー! アジア諸国を旅行するのに日本はいい拠点になるので、それが目的でNに入ってくる人が多いとか。 さっきのクリスはその典型かもしれない。 将来のことはあまり考えずにやってくる人も多いらしい。 彼女は辞めた後母国に帰る予定だが、母国で何をやるかはまだ固まってないようだ。 彼女は裏表なくサクっと本音で勝負する人なので、これらの発言は本当だろう。 つい最近辞めたガブリエルは脱退の理由として 「Nにいる間はすべての進歩が止まってしまう」 と言っていたそうな……。 あっ、それってわしがアレをナニしたい理由とまったくおんなじじゃん! Nはマニュアル通りの教え方でしか講師陣を教育していないのだろう。 それ以上のことはサポートしてないから、よほど本人がしっかりしていないと進歩は難しいに違いない。 どの職場でも多少の進歩はできるかもしれないけれど、 自分が進歩したい方向と、会社が求める進歩の方向が異なってしまえばそりゃあ生き地獄! このギャップに耐えられないから自分はアレをナニしたいと思っているのだ。 サーシャは「楽してバッチリ儲かる仕事って何かしら?」とわれわれに訊いた。 他の生徒サンは思いつかなかったので、わしは教えておきました。 「マンションの大家さん」 誰もがなれるわけじゃないけど、彼女は納得していた。 母国にある両親の家を転がして儲けようと言っていた(汗)。 あとはタバコをやめる方法も話題になった。 日本はタバコが安いから彼女らにとって禁煙はかなり難しいらしいね。 母国に帰ってからタバコやめると宣言していました(笑)。 今日のVoiceは結局全員うちのNのメンバーで、しかも全員レベル3という願ってもない快適な環境であった。 誰かがでしゃばるわけでもなく大人のVoiceを楽しめて嬉しかったっす。 いつもこうだと楽しいし、お買い得感も高いのにな! はてなアンテナに追加 マイ日記に追加
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