たーげぶっふ(日記)...ゆるげん

 

 

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待ちに待ったP-DAY到来!! - 2003年04月20日(日)

朝から雨で寒い1日。
フタマタ作戦が億劫に感じられる天気。

まず午前中に通常レッスンふたつ。
受付で「パメラ」の名前を告げられる。
わしは激しくガッツポーズ!!
うおおおっ!!
どれだけこの瞬間を待ったことだろう!?
おーしっ!
久しぶりに気合入ってきた(爆)。
パムとレッスンあるいはVoiceで当たる日を「P-DAY」と名付けよう。

ひとつめはブレイク(加)。
のっけのフリートークでは特にネタがなかったので、渋谷のHの話をしてみる。
昨日Hで教わったカジュアルな表現をいくつか発表してみた。
"My hands are full."
"I got a lot on my plate."
"I'm tied up."
"I'm swamped under."
どれも「忙しい」という意味。
そのうちの一部はノンネイティブである自分が言うとちょっと変な印象を受けるとブレイクは言っていた。
彼はなぜそうなのかを上手く説明できなかったみたいだけど、なんとなくわかるような気がする。

彼が親子水入らずで広島を旅行した話から親子関係の話に。
ブレイクのご両親が早く孫の顔が見たいとプレッシャーをかけてくるのだとか。
偶然彼のご両親にお会いしたことがあるので、なんとなくその場面を想像できる(笑)。
それから逃れるために日本に来たと冗談言ってた。

レッスンに突入すると、
まず2組に別れてどんなトピックでもいいから雑談しなさいとのご命令。
難しい話題も困るが何でもいいといわれてもちょっと困る。
わしはブレイクと組んで雑談。
渋谷のHとか、エアーショーとか、夏休みの予定とかを話す。
ころあいを見計らって雑談はストップ。
それぞれの組で話したことを間接話法で発表するという試み。
うひゃ〜!
間接話法はいまだにニガテ!
唐突にふられるとボロボロになってしまう。
時制を変えるのはまだいいとして、主語を微妙に変えるのがこんがらがってしまう。
TOEICでは話法の問題は出題されないので、ほったらかしにしてきた文法事項である。
痛いところを突かれました!
というわけで今回は"A Few Questions"のユニット。
刑事とあやしい輩の会話をブレイクが読み上げるのを聞いて、
どんな内容だったかを間接話法で言ってみる練習。
ボロボロでやや自信喪失。
しっかり復習しないとやばそうだ。

ふたつめはお待ちかねパム(英)!
彼女が教室に入ってくるなり、わしは今までのうっぷんをぶちまけてみる(笑)。
"I've been waiting for you for a lo---ng long time!"
「この教室に来るのがそんなに遅かったかしら?」
とパムは言った。
うむむ。わしの言いたいことが通じてない(汗)。
彼女のレッスンは暮れ以来だったので、4ヶ月半ぶり!
しかし、彼女は暮れの最後の日にうちのNへ来たことすら覚えてなかった……。
なんだかな〜。
わしにとってあの日は彼女が久しぶりにうちのNへ復活してくれたおかげで
とても重要な1日となったのに、彼女にとっては忘却の彼方……。
この温度差をなんとかしなくちゃ!

彼女は先月に4週間も英国に里帰りしていた。
その間に日本が恋しくなったという話を聞いてちょっと嬉しくなった。
彼女は4人姉妹の2番目(ううっ、姉妹を見てみたい!)なのだけど、
子供の頃はそれぞれ習い事をしていたらしい。
彼女はバレエやダンスを習っていたそうな。
学生時代チアガールやってたというのも頷ける。
あと、日本語検定4級が受かったそうでメデタシメデタシ。
「ヨンキュウ!」って日本語で言って彼女はとてもうれしそうだった。

それにしても今日の彼女のファッションはかなり過激!
色彩的にはモノトーンでシックなのだが……、
胸元がばっくり開いている(汗)。
白いカーディガンでそれが隠れる仕組みなんだけど、
ときどきそれがはだけるんで……。
オッ○イが半分以上見えちゃう!?
その度に頭に血がかーーっと上ってしまい鼻血ブー直前。
英語に対する集中力があっ!
ヤバ過ぎ!!

レッスンは"Gold"のユニット。
なぜ金がもてはやされるのかを話し合った後、
2番目のパラグラフの内容を吟味する。
そのあとはロールプレイング。
世の中に貨幣がなくなってしまった世界を想像し、
steel経済かbarter経済のどっちかに決めなさいというもの。
わしはsteel推進派を任命されたけれども、
なんだかメチャクチャなこと言ってしまったような気がする(汗)。

レッスンが終わったあと、Voiceの掲示板を見るとパムがアサインされてる!
こりゃあ是が非でも参加しなくっちゃ!
渋谷に行ってる場合じゃございません。
Voice開始までまだ時間があるので地元のマクドでランチ。
地元に2店マクドがあるのだけど、片方がまもなく閉店することを知る。
うーむ。

ふたたびNに戻る。
Voice参加の生徒サンは自分を含めて4人。
先週は3人だったし日曜日は狙い目かも……。
ひとつめはキャサリン(加)。
彼女の姿を見るのは久しぶり。
バケーションとったばかりなのに、しばらく姿を見かけなかったので不思議に思ってた。どうやら体調を崩していたらしい。
バケーション中はタイへ行っていたので、当然SARSという魔の4文字が頭に浮かぶ。この伝染病とは関係なかったみたいで一安心。
ちなみに、タニアが現在病欠らしい。

トピック的には日本での女性の地位の低さとか偏見・差別など。
彼女が日本に来て間もない頃、電車で酔っ払いに絡まれてカバンで殴られたことがあるらしい。(酷い。酷すぎる!)
とんでもない国へ来てしまったとものすごくヘコんだけど、
今では日本が好きになってきたと言っていたのでホッとした。
アホな日本人の話は耳が痛い!

女性の地位についての話も、男子のわしは肩身が狭くなってしまう。
あと、日本人の女の子が外人と付き合ってる姿はよく見るけど、
その逆をあまり見たことがないということに彼女は怒っていた。
日本人の女性は外国人の女性よりも大人しいので狙われてしまうのだろうと。
最後は日本語の話になって、
「〜です」と「〜ですか」の違いを彼女に教える羽目に(汗)。
日本語の文法を英語で説明するのはめちゃくちゃ難しいっす!

ふたつめはエマ(英)。
序盤はさきほどの話題を引きずっていて、
働く女性は給料や出世の面で男性よりも差がついているという話。
男女雇用均等法があまり機能してないとか、
でも最近はだいぶ状況が改善している・していないなどケンケンガクガク。
英国でも男女の格差はけっこうあるらしい。

中盤はエマの質問コーナーと化した。
来日したばかりのエマにとって、日本のいろんなイベントがとても新鮮で珍しいみたい。
黄金週間がもうすぐなので日本の祭日はそれぞれ何を祝うのか?
人々はその日に何をするか?
日本のクリスマスはどう?
バレンタインはどう?
などなど。
「バレンタインのプレゼントで一番印象に残っているのは何?」
って訊いてみた。
彼氏が彼女のことを詠んだ自作の詩を贈ってくれたのがイチバン嬉しかったそうな……。
熱いのう……訊くんじゃなかった……ゴチソウサマデシタ(汗)。
あとは時節柄イースターの話題。
英国に"Boxing Day"というホリデイが12月26日にあることを初めて知る(汗)。

みっつめは再びブレイク(加)。
午前中のレッスンと同じ講師がVoiceでまた当たるというのはよくあるパターン。
一人帰ってしまったので生徒サンは3人。
ブレイクが「何のトピックがいい?」と訊いてきた。
ある女性が「どうやったら英語が上手くなるかについて教えて欲しい」と申し出たのでその話題に。
わしが一番手でHの手法を教えてあげる。
日常生活で使われる3歳〜10歳レベルの基本的な表現を覚えるといいですよと。
ネイティブだったら絶対こういうという本当の英語をいっぱい覚えていけば、
日本語発想のマチガイ英語に気がつくようになりますよって。
ブレイクが「たとえばどんな?」って訊いてきたので、
「日本人がよく間違って言う"How do you think?"はネイティブは絶対言わないでしょう?
"What do you think?"か"How do you feel?"のどっちかですよね」
とわかりやすい例を言ってみる。
彼は納得してくれた。

その女性の悩みを聞いていると、
勉強の方法というよりは勉強する時間の確保に問題があることが明らかになってきた。(誰かみたい?)
彼女は高校の英語教師やってて相当忙しいらしい。
うむむ。
タイム・マネジメントはまた別の話題ですね……。

ブレイクがアドバイスする番になって、いくつか貴重な話をしてくれた。
外国語を習得する際には、その国の文化も学んで、
なぜその場面でそういう言い方をするのかを理解することが大事だと。

あと、生徒さんで文法を教えてくれというリクエストをされるらしいが、
彼はそれに対して考えのズレを感じるという。
文法を覚えるのはあくまでも生徒さんのホームワークであって、
勉強の成果を試しにくる場がNのレッスンやVoiceであると。
これはわしも賛成。
Nでは、スタッフにしても講師陣にしてもインプットの重要性を言わな過ぎ!
よほどの天才じゃない限り、ただ漠然とレッスンに出席しているだけでは上達しないと思う。
さらに、
レッスンではマチガイを恐れずにどんどんしゃべて欲しいとも言っていた。
何も言わなかったら0点だと……。

面白かったのは、
初級者レベルと人たちはレッスンが始まるまでの間に生徒同志黙っている場合が多いというブレイクの発見。
逆に上級者レベルは休み時間中に生徒さん同志でおしゃべりしている場合が多いらしい。
その辺は気にしてなかったナ……。
もし、自分が日本語学校に行ったら休憩時間はおしゃべりして友達の輪を広げるよとブレイクは力強く語った。
英語をしゃべるのが?それとも外国人が怖いのか?
レッスン中に震えているような初心者が、上達するに従って性格も明るく積極的になり、講師たちと休み時間におしゃべりしたり写真撮ったりするようになるのを見るととても感慨深いとか。
英会話で自信をつけると、性格そのもにも影響を与えるらしい。

わしも身に覚えがあるので(汗)、ものすごく頷けるのであった。
かつても今でもわしは口下手であるという自覚がある。
しかし、英会話を習い始めてからしばらくたってオフ会やったときに、
初対面の方からわしの話術を誉めてもらったことがある。
あれはものすごく不思議な感覚だった。
話術には人一倍自信ないのに……未だに。
英会話の嬉しい副作用!?

よっつめは何度当たっても嬉しいパム(英)。
生徒サンは高校英語教師とわしの二人だけに。むふ。
パムはのっけに"I'm the best teacher"って自己紹介した(汗)。
こういうことはしっかり覚えている(冷汗)。
もう一人の生徒サンきょとんとして目が点になってた(笑)。
彼女の生まれ故郷ノッティンガムの話を改めて聞いたのだけど、
ものすごく綺麗なところみたいで是非行ってみたいっす!
たまたま昨晩にケビン・コスナーの『ロビン・フッド』が放送されていたけど、あれはちゃんとノッティンガムの森で撮影されたものなのであろうか?

英語教師同士ということで英文学の話題に。
わしはちょっと蚊帳の外……。
パムも学生時代は文学を学んでいたらしい。
たくさん本を読んだと言っていた。
わしはペーパーバックを読破できず、いつも諦めてばかりいるというエピソードを話したらオススメの本をいっぱい紹介してくれた。

あと、映画についても勉強してたみたいで、
卒業論文のためにロバート・デ・ニーロの『タクシー・ドライバー』を何十回も観たそうである。
それにしても何でこんな過激な作品がテーマなのだろう??
そこから映画の話題に。
各自子供の頃感動した映画は何?とか。
パムは『ET』だって。カワイイ!
『ブリジット・ジョーンズの日記』が話題にのぼったとき、わしが
「主演のRenee Zellwegerはアメリカ人なのにブリティッシュ・アクセントで演じていてすごいよね!」
って言ってみたらパムも賛同してくれて、
"She did a great job!"
ふたりでハモってしまいました!
日本語でおしゃべりしているとき、
たまに他の人と同じコトバを同時に言ってしまう現象を体験したことがあるけど、英語でハモるのは生まれて初めてかも!!
しかも初めてのお相手がパムというのがものすごく嬉しい!感動!!
ちなみに、自分よりもRenee Zellwegerの方がブリティッシュ・アクセントが上手いとパムは言っていた。

そんなこんなで終了の鐘。
パムが部屋から出て行こうとするのを呼び止める。
デジカメの未発表写真を見せてあげるのだ。
彼女に見せないことには画像をデリートできないんで(汗)。
高校の英語教師は帰ってしまったので、しばらくパムを独占。むふふ。
薄暗いVoiceルームでパムと二人きりでいると妙な気分になってきた(自爆)。
胸元もアレだし……(クラクラ)。
河津桜の写真を喜んでくれてホッとしました。
彼女は去り際に"You did a good job!"と言ってくれました。
いったい何がヨカッタのかわからないけど、パムから誉めてもらえるだけでわしはシアワセでごんす。

というわけで、
通常レッスンとVoiceでパムとお話できて
ホクホク・ドキドキ・ワクワク・メロメロのN入り浸り作戦であった。
昨日まったくお話できたカリは埋められたかも。
しかし、4ヵ月半というブランクを埋め合わせるにはまだモノ足りない!
彼女と話せる時間はものすごーく限られているだけに、
数少ないチャンスを最大限有効に活かさなくては!




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