たーげぶっふ(日記)...ゆるげん

 

 

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オープンハウスの桜祭りがない春なんて - 2003年03月23日(日)

昨晩も激しい咳でぜんぜん寝られなかった。
朝の5時過ぎまでゲホゲホが止まらなくて苦しかった。
よくなるどころか悪化しているような気がする(汗)。
薬局で買った風邪薬がぜんぜん効かない!

Nの予約が午後からだったので、医者へ行くことにする。
日曜日もやっている耳鼻科が地元から電車でふたつめのところにあるのだ。
やはり風邪が流行っているらしく大繁盛。
喉と鼻を徹底的に治療してもらい抗生物質ももらってきた。

そのままNへ直行。
今日のNはどういうわけか、いつもと雰囲気が違うような気がした。
なんでだろう?
後でその理由に気づくことになる。
そういえばブレイクの姿がない。
バケーションに入ったのかな?
ご両親は無事に来日できたのであろうか?

ひとつめはT父さん(米)。
"The Company Picinic"のところを開けているのでイヤな予感がした。
先週やったばかりのところじゃん!
"What"を使って何かexampleを作りなさいと、T父さんはわしを一番手に指名した。
うそでしょ〜。
T父さんモウロクしちゃったのかな……。
"What we did last week was this page."
と思い切って言ってみる。
T父さん目が点。
慌ててわしのカルテをめくる。
ほら〜16日にやってるじゃん。
しかし、「今回もこのユニットをやることに変わりはない」とT父さんは頑なであった。
そのスキに自分の点数を垣間見。
先週のレッスンは4点台と好評価だったが、昨日と一昨日のには3点台……。
うーむ、サムもケイトも厳しいね。
風邪で脳みそがトロけちゃってるから仕方ないかも。

レッスンの展開も先週とまったく同じ。
会話分を音読したあとwhatを使った文を探す。
それが主語的に用いられているか目的語的に用いられているかを当てるというもの。
最後はロールプレイング。
遊んでばかりいる大学生の息子と、それを心配している親の会話。
わしは息子の役を任される。
親役の生徒さんたちが「あーせい、こーせい」と言ってくるので、
Hで教わった表現を使ってみる。
"You're out of line!"
これにT父さんバカウケ!
他の生徒さんたちは意味がわからなくてキョトンとしていたけど。
美味しいところ持っていくことができた。
ふだんがんばっていることを出して、さらに反応があるととても嬉しい。

それにしても喉が痛くてしゃべるのがつらい。
舌がぜんぜん思うように動かず、なんどもドモってしまった。
発音的にも日本語っぽくなってしまい歯痒い思い。

ひとつめのレッスンが終わった後、
ひまつぶしに受付あたりをウロウロしてたら、T父さんが通りかかった。
T父さんはおもむろに小声でわしの耳元にささやいた。
「もっと英語を磨いてサーシャにくらいつけ!(意訳)」
"Sharpen you English!"と確か言っていた。
んで「サーシャにもっとアピールしろ」みたいなニュアンスだったような気がする。
ここのブランチで実権を握っているのはサーシャ。
もしかして、それって更なるレベルアップへのアドバイスですか!?
さっきのレッスンにしてもT父さんは自分にものすごーく期待しているみたいなんよね。
胸が熱くなってきたよ!

ふたつめはタニア(英)。
このときの教室はスタッフルームから各教室へ散っていく講師陣がよく見えるところ。
Nの雰囲気がいつもと違う理由がようやっとわかった。
講師陣が女性ばっかり!
サーシャ、ケイト、タニア、エマのほかにヘルプの二人も女性。
男性陣はT父さんとアレックスのみ。
いつもは男性陣のほうが多いので、すごく華やかに映ったんだね。

「今日は女性が多いね〜」
と正直に言ってみたらタニアは目を輝かせた。
「これからは女性の時代よ!」
この流れで、国家元首が女性の国はどこ?とタニアはわしらに訊いた。
ニュージーランド、インドネシア、フィリピンが出てきた。
「もし、すべての国を女性が統治したらどうなるか?」
をディスカッションせよときたもんだ。
いろんな意見が出たけれど、わし的には
「そうなった暁には戦争のない世の中にしてください」
というのがやっとでした(汗)。
"Give Peace A Chance!"
と悪ノリしてみたら、「なんかの歌みたいね」とタニアはウケた。
もちろんこれはジョン・レノンの有名な曲。

あとはタニアが用意してきた新聞の切り抜き。
"As famine to Ethiopia, experts ask: Is food aid working?"
という記事。
少しずつ読んでいったのだけど、知らない単語がいっぱい(汗)。
この文はとてもイギリス的でサッと読むだけで、光景がパッと浮かんでくるとタニアは言った。
うむむ。
こういう感覚がわかる日がわしにも来るんでしょうか?

結局、この記事では先進国から援助があってもエチオピアの状況はちっともよくなっていないというもの。
80年代に流行ったBand Aidも槍玉に挙がっている。
やたらと"desperate"という単語が使われていて、こっちも絶望的な気分になってくる。
最後にこの記事を踏まえて、
エチオピアを救うにはどうしたらいいかディスカッションせよ、という展開になった。

Nが終わった後はお墓参りや買い物など。
よってHはなし。
上瀬谷基地の桜祭りが果たしてどうなるのか?
とても気になっていたので海軍道路を通ってみる。
桜祭りの告知の上に紙が貼ってあってくっきりと「中止」の文字が!
がーん!
今年最初の米軍基地オープンハウスは上瀬谷で決まり!
とものすごーく楽しみにしていたのに!
キャンプ座間の桜祭りも中止が決まったし、
散々な春になりそう……(泣)。
だから、戦争がイヤなんです!
(矛盾してるのは承知で敢えて言ってみた)

閑話休題

YMO読本届きました。
3人の貴重なインタビュー載ってます。
教授が、細野さんと高橋さんを日本一のリズムセクションと言っていたのにホッとしました。
お互いのリスペクトがあったからこそ素晴らしい音楽が生まれたのだ。




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