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活字中毒R。
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2009年12月30日(水)
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「活字中毒R。」 2009年総集編
本年も、「活字中毒R。」におつきあいいただき、ありがとうございました。
2009年の最終更新ということで、今年僕の記憶に残っていたり、反応が多かったものを10個振り返ってみたいと思います。
(番号は便宜的につけたもので、「順位」ではないです)
(1)『ジャンプ放送局』が終了した「本当の理由」 (1/4)
そういえば、横山智佐さん今年結婚されましたね。お相手は世代的に『ジャンプ放送局』を読んでいたのではないかと思うのですが、まさか自分が「チサタロー」と結婚するとは予想してなかっただろうなあ。
(2)村上春樹「ネット空間にはびこる正論原理主義を怖いと思う」 (3/11)
村上春樹さんの「エルサレム賞」受賞と新作『1Q84』は大きな話題になりました。僕が「正論原理主義」を怖いと思うのは、結局のところ、ネットでこれを振りかざしている人の大部分は、「自分自身のことは棚上げにしている」ことなのです。
(3)絵本『ぐりとぐら』ができるまで。 (3/16)
うちの息子も読んでます『ぐりとぐら』。
(4)『タクティクスオウガ』の「カオス」から抜けられない女 (4/13)
すごく身につまされる話。よく「人生やりなおせるなら……」という話になるけれど、僕は何度やりなおしても、ビアンカを選びそうな気がします。
(5)「ジャポニカ学習帳」の表紙へのこだわり (5/2)
「ジャポニカ」がいまも現役だということに驚きましたが、あの表紙も、こんな話を読むと一層魅力的に感じます。
(6)「ネットをやっている人間はバカになる」 (5/25)
こういう話に反発するのは簡単なんですが。実際「バカになりやすい」面は否定できないんじゃないかと思います。自戒をこめて。
(7)声優・大塚明夫さんの驚くべき「声の演技」 (6/17)
いや、「プロの仕事」って、本当にすごいです。しかしこれ、何も知らずに遊んだ人たちには伝わったのだろうか。
(8)タモリに「アイツは、『いい人』じゃなくて、『いい人だと思われたい人』なんだよ」と言われた男 (8/2)
「いい人」とは何者なのか?と考えさせられた話でした。個人的には、今年いちばん心に残っているエントリです。
(9)よしもとばななさんの「ある居酒屋での不快なできごと」 (8/8)
さまざまな論議を生んだエピソードだったのですが。いまから考えてみると、「よしもとさんがやったこと」よりも、「よしもとさんがこうしてそういう話を公然としたこと」のほうが反発を呼んだのかもしれませんね。
(10)「『素直に承諾したものが損をする』というシステムは絶対に違う」 (12/4)
僕も「絶対に違う」と思いたい。みんなが「ゴネ得」を追い求めるような世の中はあまりに悲しいから。でも、そこで「正しさ」を貫くことの難しさもわかるんだよなあ……
「今年の最後にもう一度御紹介しておきたい話」10日分。
これを書きながら今年のエントリを読み直していたのですが、これだけしか書いてなかったのか……と自分でも驚きました。
更新は年々減っていく一方にもかかわらず、本年もたくさんの方にお越しいただき、本当にありがとうございました。
やはり、読んでくださる人がいる、というのが、最大にして唯一のモチベーションです。
紹介してくださった、ニュースサイト、ブログ各位にも、厚く御礼申し上げます。
来年は大きなことは考えず、なんとか週1回更新はキープできればいいなあ、と考えております。
どうか引き続きお付き合いくださいませ。
今年最後の宣伝。
『Twitter』で僕もつぶやいています。
http://twitter.com/fujipon2
それでは皆様、よいお年を!
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