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2006年09月09日(土) ■ |
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ビル・ゲイツに愛された女たち |
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「週刊アスキー・2006.8/15号」(アスキー)の記事「'08年に引退宣言!!ビル・ゲイツとマイクロソフトの30年」より。
(「ビル・ゲイツのガールフレンドたち」という項から)
【学生時代はあまり女性に縁がなかったビル・ゲイツが、最初に真剣にお付き合いした女性は、ジル・ベネット。ディジタル・イクイップメント(DEC)の販売外交員で、当時27歳(ゲイツと同い年で、なんと誕生日も1日違い)。 '83年夏、マイクロソフト社員の自宅パーティで初めてゲイツに出会ったとき、彼女は「どうして32ビットのコンピューター用のソフトを開発しないの?」と訊ねたため、”32ビット”というあだ名を付けられることに。仕事一筋で身なりに無頓着な彼を清潔に保つため、彼女とゲイツの母は、いつも追いかけまわしてシャンプーさせていたという。仕事が忙しすぎて会う時間がなかなか取れないゲイツは、ジルに対し、「君がスティーブ・バルマー(現マイクロソフト社長)の彼女だったらいいのに。そうすれば、僕が忙しいときでも寂しくないし、会いたいときはすぐに会える」と、爆弾発言。結局、'84年末、ゲイツは彼女に振られてしまう。 失恋の痛みもなんのその、彼が次に見つけた恋人は、6歳年上のやり手実業家アン・ウィンブラッド。ベンチャー・キャピタル会社のオーナーで、彼女自身も億万長者。大変頭のキレる女性で、2人で休暇旅行を過ごすときは、”物理学”、”バイオテクノロジー”など、テーマを決めて2人で読書三昧。「ビル・ゲイツを前にしても怖じ気づかず、彼の話に知的に張り合うことのできる、貴重な女性だった」とは、当時の友人の評価。3年付き合ったのち、アンもゲイツの家族たちも2人の結婚を望んでいたが、ゲイツ自身はまだ身を固める決心がつかなかったようだ。'87年12月、ゲイツの姉クリスティーの結婚式で、2人は正式に破局。 そのほか、マイクロソフトの女性社員に手を出して社会が険悪な雰囲気になったり、短期間だけ付き合った女性は何人かいるようだ。 以外なところでは、アップルの重役を務めたこともあるハイジ・ローゼン(現在はベンチャー・キャピタリスト)。ボストンのマックワールドエキスポで彼とダンスする姿を目撃されたり、彼の家にお泊りするなど、恋人とウワサされたこともあったが、実際はただの友だちだったらしい。 最後の恋人は、マイクロソフトの従業員メリンダ・フレンチ。'87年に入社直後、ゲイツの目に止まりデートを重ねる。在社中は、『エンカルタ』などマルチメディア製品のプロダクトマネージャーをしていた。数年間別れたりくっついたりを繰り返し、'93年3月にゲイツがついにプロポーズ。翌年1月にはめでたくゴールインし、現在はワシントン湖のほとりにある豪邸で共に暮らしている。メリンダは彼より9歳年下だが、年より落ち着いて見える。結婚後、ゲイツの身なりが以前を比べて断然おしゃれになったのは、彼女の努力のたまものに違いない。】
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下世話といえば下世話な話ではあるのですけど、ビル・ゲイツという人は、あれだけのお金と社会的名声を得ているにもかかわらず、真剣に交際していた女性というのは、みんな仕事関係の人ばかりみたいなのです。ほんとうに「仕事人間」なのだなあ、とあらためて感じてしまいました。彼が望めば、ハリウッド・スターとだって、付き合えたかもしれないのに。 まあ、「君がスティーブ・バルマー(現マイクロソフト社長)の彼女だったらいいのに」なんて、これを読んでいた僕ですら「それはNGだろ!」とツッコミを入れてしまいたくなるような発言で、ゲイツさんは、少なくとも「恋愛上手」とは思えません。「追いかけ回されてシャンプーされていた」なんて、犬じゃないんだから…… それでも、これだけの恋愛遍歴があるのだから、やっぱりたいしたものなのですけどね。恋人との休暇旅行でテーマを決めて読書三昧という話には、ゲイツさんの知識欲の凄さも感じますし(と同時に、そでは、僕にとっては「休暇」じゃなくて「合宿」だなあ……」と呆れてもしまうんですけどね)。 この記事には、妻のメリンダさんとジル・ベネットさん、アン・ウィンブラッドさんの写真が掲載されているのですが、メリンダさんは他の2人に比べて華やかな美しさはないのですが、落ち着いた雰囲気の女性に見えます。「趣味はジョギングで、クルマ好きのゲイツとは正反対」なのだとか。最後は家庭的な女性を選んだ、ということになるのかな……
実際は、こういう「仕事関係の女性とばかり付き合う大社長」というのは、職場の人間関係がぎくしゃくしてしまう原因になるので、周囲の人たちからすれば困ってしまう面もあるでしょうね。 ゲイツさんが結婚されていちばんホッとしているのは、実は、マイクロソフトの関係者だったのかもしれません。とくに、スティーブ・バルマー社長あたりは、「これで槍玉に挙げられたりしなくて済むな……」と胸をなでおろしていたのではないでしょうか。
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