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2002年10月28日(月) ■ |
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2002年10月28日。 |
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夕刊フジの記事より。
【SMAPの木村拓哉(29)の弟でアメフト選手の木村俊作さん(23)が初めてマスコミの取材に応じ、29日発売の「週刊朝日」(11月8日号)で、“スターの弟”の苦悩を告白した)
俊作さんは同誌で、「実際、いいもんじゃないよ。どこに行ってもぜったいに『キムタクの弟』がついて回るんだから」「迷惑のほうが多かった。親だってそう」と、戸惑いや悩みを率直に語っている。兄・キムタクのことを「やつ」と呼ぶなど、複雑な胸中をのぞかせてもいる。】
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今朝、「キムタクの弟」こと木村俊作さんの姿、テレビで観てなんだか、納得してしまいました。 似ているか?と聞かれたら、一見したかぎりでは、とても兄弟とは思えません。 俊作さんは、将来を嘱望されるアメフト選手で、身長180センチ、体重93キロというがっしりとした体格で、いかにも体育会系という感じの強面の風貌。
僕たちは、一般的に異性の兄弟に対しては、寛容であり、ある意味ないものねだりなところがありますよね。僕が中高生くらいのときは、浅倉南(マンガ『タッチ』のヒロイン)みたいな姉(もしくは妹)がいたらいいのに、と男はだいたい言ってましたし、女性だったら光GENJIの諸星く〜ん、という感じかなあ。 でも逆に、光GENJIのメンバーは兄弟にいればいいなあ、と憧れる男や姉妹が浅倉南だったらと憧れる女の子は(ああ、こっちはいるかもしれないけれど)あんまりいないと思います。 同性の兄弟って、ある意味ライバルでもあるわけで、お互いに負けまいと意識するもの。 しかし、相手が天下のキムタクでは、俊作さんの悩みは深かったでしょうね。 たぶん、会う人ごとに「お兄さんは格好いいのになあ」とか「今度お兄さんを紹介してよ」とか言われ続けてきたんだろうなあ。けっして、彼自身カッコ悪いわけではないですよ、念のため。 それで、あえて兄とは対極の道を選んで、スポーツに明け暮れた俊作さんは、ある意味非常に立派だと思うのですが。彼だって、芸能人の弟(ましてやキムタク!)の立場を利用して、いい思いをすることだって可能だったでしょうから。 あえて、兄の威光が通用しない場所で、自分の存在証明をしようとする気持ち、わかるなあ。 そのワイルドな風貌もマッチョな体も、きっとキムタクのいないところに行きたいという気持ちのあらわれなんでしょう。
ところで、こういうのって、いかにも兄弟仲が悪いように報道されがちなのですが、別に、世間の男兄弟なんて、これが普通だと僕は思うのですが。 「ヤツ」くらい言いますよ、体育会系だし。 「拓也さん」とか「お兄ちゃん」とか言ってたら、かえって怪しい。
でもなあ、キムタクの両親は、お店出してもらったりもしてますから「迷惑のほうが多かった」とは思ってないような気がしますけど。弟に気を使っているところもあるんでしょう。
やっぱり、有名人の同性の兄弟は大変です。 「ヤツ」と言えるくらいの負けん気がないとキムタクの弟なんて、やってられないですよね。僕は絶対に耐えられません。 でも、松たか子の兄になら、なってもいいなあ…
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