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2002年01月17日(木)
2002年1月17日。

阪神大震災についての小泉首相へのインタビュー(「京都新聞」より)

記者阪神大震災についてあらためて感想を。

 首相「月日がたつのは早いね。もう7年になったのかと。災害は忘れたころにやってくるっていうけど、忘れないうちにやってくる恐れがあるしね。備えあれば憂いなし、これが大事だと思うけどね。最近どうも、地震に対する恐怖感が少なくなってきているんじゃないかなあ、私も含めてね。阪神大震災が起きたころは、寝る前に、地震が起こったら、棚から何か落ちてこないかとかね。ヘルメットどこにあるかとか、懐中電灯はどこにあるかとか、みんな家族で確認し合ったものなんだよね。最近薄れてきているね。やはり備え、平時から備えというものが必要じゃないかと思いますね。(午後6時58分、首相官邸)」

平時の備え、といえば、滋賀県出身の某女性研修医の先生は、
つい最近まで、「もし生き埋めになったときに合図ができるように」
と枕元に笛を置いて寝ていたそうだ。
僕はそれをサンザン馬鹿にしたのだが、
(おかげで、彼女は笛を置かなくなったようだが、「もし生き埋めになって死んだら、先生のところに化けて出ます」といわれた)
イザというときのことを考えたら、そんなに言って悪かったかな、
という気もする。
映画「タイタニック」でもローズが笛を吹いて助けを求めるシーンが
あるしね。

ただ、あまりにいろんな心配しても仕方ないところもあるし…

そのくらい地元の人にとっては忘れられない記憶なんですね、今でも。