監督:マーク・ネヴェルダイン、ブライアン・テイラー 出演:ジェイソン・ステイサム エイミー・スマート ホセ・パブロ・カンティージョ、他 オススメ度:☆☆
【あらすじ】 フリーの殺し屋シェブが目覚めると、どうも様子がおかしい・・・どうやら宿敵リッキーに特殊な毒を注射されたらしく、放っておけばあと1時間で死んでしまうという。怒り狂ってリッキーをぶちのめそうと探すシェブだが、馴染みの医師に聞くとどうやらこの毒は「アドレナリンを出し続けると毒が体内に回るのを阻害出来る」という事が判った。常に興奮モードを維持し続けながらリッキーを追わなければいけない!
【感想】 「トランスポーター」で一躍TOPスターの仲間入りを果たしたジェイソン・ステイサム主演最新作。 監督さんはダブルネームだがどちらも知らない。ってか多分本作で長編映画初メガホンかな?更に出演している役者さんもジェイソン・ステイサム以外全然判らない・・・と思ってたら、シェブの彼女を演じたのは「バタフライ・エフェクト」の彼女役を演じたエイミー・スマート嬢でしたか。 バタフライ・エフェクトでも変幻自在のキャラでしたが、エイミー・スマート嬢はナチュラル・メイクだとすっごく可愛いわネ♪本当にこの人変幻自在だわ。
予告編を見れば大抵の人が予想付くだろうと思いますが、予告編通りのただのバカ映画です(笑) 特殊な毒を盛られて、その毒がアドレナリンを出し続けていると体内に回るのを阻害出来ると判ったので、とにかく興奮し続けなければいけない!という訳でカーチェイスしてみたり、ドラッグやってみたり、刺激の強いお菓子食ってみたり、病院を襲撃して人工アドレナリンを注射してみたり、衆人環視の中でエッチしてみたり・・・ってだけの話。
まあ一応話の筋らしきものもありまして。←「らしきもの」という書き方もヒドイなぁ(^-^; シェブはフリーの殺し屋ではあるものの、ある組織のボスに特に可愛がられてて、その組織から仕事を請け負う事が多かった模様。で、今回そのボスから受けた仕事を実は放棄してターゲットを密かに逃がしてやり、自分はこれっきりで殺し屋家業から足を洗おうとしていたんだけど、実はこの殺しの一件でボスに裏切られていた・・・みたいな話。
まあ、話の筋なんてどうでもいいですよ。 映画の作り自体も「筋なんてどーでもいいさ♪主人公がバカみたいに大暴れしてればそれで面白いぢゃん♪」という作りに終始していましたから(苦笑)
でも肝心の延々と続く「バカみたいに大暴れ」シーンが大して面白味がないってのはどうなんだかなぁ? ハードなアクションとおバカコメディを組み合わせて観客を飽きさせないようにしようという意図は判るんですが、ぴよがすごく楽しみにしていた「ハードなアクション」シーンが平凡でありきたりな作りだったのは悲し過ぎる。 コメディシーンでジェイソン・ステイサム様の清らかなお尻が拝めたのは高得点ですが♪(←バカですいません)、アクションの質が高くなければジェイソン・ステイサム様ファンは納得行きませんよ。
コメディとして大笑い出来るレベルでもなく、アクションでうならせてくれる訳でもない。 そこそこ笑って楽しめるけど、鑑賞後30分でどんな映画だったか忘れちゃうような凡庸な脚本。バカ映画なんだから話なんてどうでもいいじゃんか!とも一瞬思ったものの、だったらバカ映画としての演出をもっと練って欲しかったかな。
本作の救いは上映時間が短い事(イマドキの映画にしては珍しく、上映時間は1時間半程度) それからジェイソン・ステイサム様の清らかなお尻が・・・って、もういいですね。はい。すいませんでした(^-^;
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