ぴよの映画めった斬りコーナー
ぴよが見た新作映画・ビデオ・DVDを個人的趣味でぶった斬るコーナー
ぴよと意見が合わないからっていじめないでぇ〜ん!(^_^;)
【ネタバレも含んでますので注意してねん♪】

2006年03月31日(金) タイフーン

監督:クァク・キョンテク
出演:チャン・ドンゴン
    イ・ジョンジェ
    イ・ミヨン、他
オススメ度:☆☆+


【あらすじ】
米国民間貨物船が海賊に襲われた。実はこの船には極秘裏に米国の兵器が運搬されていたのだが、どうやらその兵器が目的だったと判った米国国防総省は中国や北朝鮮との緊張状態を鑑み直接介入を避け、元米国海軍将校のカン・セジョンに任務の白羽の矢を立てた。犯人はタイ沿岸を根城にする海賊シンだと判ったセジョンはシンの身辺を調べた。シンは北朝鮮出身で一族で脱北し、韓国から亡命拒否された過去があり、更に生き別れの姉がいる事が判ったのだが・・・


【感想】
「シュリ」「シルミド」「ブラザーフッド」等、南北問題を扱った作品は数多いが、本作もそんなカテゴリの一作。
「友へ/チング」のクァク・キョンテク監督が「ブラザーフッド」の製作スタッフと手を組み、チャン・ドンゴンとイ・ジョンジェという韓国トップスターのダブル主演という超豪華アクション大作!
何でも韓国映画史上最高額という制作費、そして初日〜1週間の観客動員数はブラザーフッドを抜いたそーだ。

チャン・ドンゴン大好きー♪
「PROMISE」ではアホみたいな走りをする奴隷だったけど(コラコラ)、それでもやっぱり大好きさー♪
今作では奴隷じゃなくて海賊。相変わらずコ汚い格好してるけど、それでもやっぱり可愛いよーん♪

さて本作。
映像も手が込んでて凄い迫力!ハリウッド顔負け状態ですし、チャン・ドンゴンは相変わらずステキ♪韓国の俳優さんって役作りにすごく入れ込みますよネ!演技もとってもいいし泣かせなシーンもキッチリ入れて磐石。
「さすがチャン・ドンゴン主演の大作アクション映画!」ってな作りですよー。

・・・でも、ぜーんぜん面白くなかったんだなー(苦笑)

多分ねー、ぴよがノータリンだから面白くなかったんでしょうねぇ。
正直言うと、完全に話から置いてかれちゃったんですよ。
「台湾−沖縄沿岸で襲われてて、どーしてタイ沿岸を根城にしてるシンが犯人って判る訳???」辺りから話が見えなくなってきて、タイでセジョンが接触した謎の人物(タイのシーンって本当に無意味な気がするんだけどなぁ)、それに介入を避けたかった米国がどうして突然介入してくる?等々、頭の中は疑問でグルグル・・・

もう、ワカラナイ事だらけで・・・多分映画中でココらはきちんと説明されてたんだろーけど、最初っから躓きっ放しだったので途中でウトウトしちゃったんだろーなーと。
いや、眠った記憶がないんですけどね。目を開けたまま意識がなくなっていたんだろうと(笑)

相当ストイックな話かと思いきや、すんごくウェットな兄弟愛と亡命を拒否した韓国への恨みつらみが主軸で、別に悪くはないんだけど何て言うのか・・・単純にぴよの好みの話じゃなかったんでしょうね。
見てて全然面白いとも思わなかったし引き込まれもしなかったし。
台風の進路をアテにしてるという計画も「はぁ?」だったし(で、その台風の中飛ぶヘリも信じられないし)、妙な風船の群れが登場した時には「どーしてココでこんなファンタジーグッズ使うかなぁ」としか思えなかったし(笑)
いくら思い出の一品だからって、もーちょっと観客がうなるよーな作戦立ててくれよぅ〜(^-^;

後さー、吠えついでに言うけど ←結局吠えたいだけかよ
韓国映画って映像技術は素晴らしいと思うけど、音楽は何とかならんかね?
本作の音楽も何とも古臭いっつーか、野暮ったいっつーか・・・音楽の良し悪しって結構作品のイメージを左右すると思ってるんだけど、韓国映画界はあんまり音楽を重視してませんよね?

まあそんな訳で、映像も迫力も演技も悪くないが話には全く乗れなかったからどーしようもない、ってトコロで。
ちゃんと話に着いて行ける人ならきっととっても楽しめるんじゃないかと思いますよ。
今日は完全にぴよの負けです。えぇ、負け犬です。ワンワン(薄涙)






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