2005年07月11日(月) |
サハラ−死の砂漠を脱出せよ− |
監督:ブレック・アイズナー 出演:マシュー・マコノヒー ペネロペ・クルス スティーブ・ザーン、他 オススメ度:☆☆☆☆−
【あらすじ】 トレジャーハンターのダーク・ピットはナイジェリアとマリの国境近くで発見された1枚のアメリカ金貨に魅せられた。その金貨は南北戦争時代に莫大な財宝と共に忽然と姿を消した「甲鉄艦テキサス」の存在を示すものだったのだ。一方謎の奇病の調査をしていたWHOの女性医師エヴァは、感染源がマリにあると確信。国交のないマリに入る為に甲鉄艦調査の為にマリ入りするダーク達に同行したエヴァだったが、そこには国家レベルの陰謀が隠されていたのだった。
【感想】 冒険小説家クライブ・カッスラー氏の著書「ダーク・ピット」シリーズの中でも、最高傑作との呼び声が高いシリーズ第11作目の「死の砂漠を脱出せよ」映画化。例によって原作シリーズ未読です(苦笑) 実は劇場鑑賞券を貰ってたんだけど、うっかりしてる内に今週金曜で公開終了に・・・慌てて鑑賞して来ましたヨ
お茶目な冒険野郎ダーク・ピットを演じるのは、甘いマスクにマッチョな体のマシュー・マコノヒー。ヒロインの女性医師エヴァを演じるのは「共演役者食いの女王」ペネロペちゃん←そして今回も食ってる(笑)
壮大なスケールの、ワクワクドキドキさせる、トンデモB級アドメンチャー・コメディーです!←いきなり 原作もこーいうおちゃっぴーなB級冒険活劇なのかどーかは知りませんが、少なくとも本作は何もかもがツッコミ入れまくりのお笑いアドベンチャーになってました。
やー!こーいうバカっぽいアクション冒険活劇って大好きさー♪ とにかく「あり得ねー!」のオンパレード!どんなに絶体絶命の場面に来ても、ちゃーんと楽しく切り抜けてくれる♪ 更にダークの相棒で幼馴染みのアルとの掛け合いが最高に楽しい。 この「アル」のキャラクターが最高にイカしてて、オイシイ場面は全部アルが持ってっちゃってる!けどキメるトコロはちゃんと主人公のダークの見せ場にしてて、あくまでもダークを支える相棒としてのスタンスは崩さない。 なかなか練られたいい設定だったと思うし、アル役のスティーブ・ザーンは素晴らしかった♪
まあ・・・言っちゃ何だけど「一晩寝たらすっかり忘れちゃう」代表みたいな話なんだけど(コラ)、見て気分が悪くなるヤツは絶対にいないと思うし、ちゃーんと楽しめるし絵的にもかなりいい感じ♪ ロケはモロッコでしたらしいけど、なかなかアフリカっぽい雰囲気も出てるし(町の様子なんてステキー♪)ボートで戦ったりヘリ飛ばしたり戦車出したりクラッシックカー登場したり、とにかくてんこ盛りだから絶対に退屈しないヨ(^-^)
小難しい事考えないで、ビール片手にお気楽に楽しむのに打ってつけの一作。 映像的には映画館で見るべきだろうと思うけど、自宅で週末友達とビデオ鑑賞会にチョイスするのに向いてますネ♪
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