監督:ホ・インム 出演:クォン・サンウ ハ・ジウォン キム・イングォン、他 オススメ度:☆☆
【あらすじ】 神父を目指す品行方正なカトリック神学生ギュシクは、ミサの最中にいい加減でお調子者の学友ソンダルのせいでとんでもない失敗をしてしまう。罰として田舎の教会に精神修行に向かった2人だが、そこへアメリカ帰りの神父の姪っ子ボンヒがやって来た。破天荒なボンヒのせいで散々振り回されるギュシクだったが・・・
【感想】 TVドラマ「天国の階段」で日本でもブレイクしたクォン・サンウ主演のラブコメ物。ヒロイン役は韓国では映画やドラマで大人気(らしい?)国民的アイドル女優ハ・ジウォン嬢←よく知らないっす(^-^; なんでも脚本は監督のホ・インム氏と共同で「冬ソナ」を執筆したユン・ウンギョン氏もクレジットされてるそーだ。
韓流ラブコメは「真面目青年vsすっ飛びキャラの女の子」という組合せしかウケないんでしょうか?←いきなり 第一印象は極悪な破天荒キャラの彼女。だけど色々絡んでいく内に彼女の意外な一面が見えたり、彼女のふとした仕草や笑顔に少しずつクラクラ来て、最終的には二人はステキなラブラブカップルに♪・・・ってさ、もういい加減にここら辺りでパターン変えませんか?(苦笑)
主人公のギュシクは型通りのマジメ青年君なので、コレと言って面白味はないんですが(をい)、ギュシクの相棒で一見不真面目でいい加減なんだけど、実はハートの熱いソンダル君のキャラはなかなかいい味を出してたと思う。 もっとも「マジメな主人公と彼の周囲にいるギャグキャラ」という組合せもありがちなコンビなんですがネ(^-^;
先の見えた話だから、所々でお笑いシーンを挟みながら主人公とヒロインがどういうきっかけで恋に落ちていくのかが見せドコロだと思うんだけど、この肝心の恋愛部分が全然ピンと来なかったんだけどなぁ・・・いつの間にクォン君は彼女が好きになっちゃったんだろ?(笑) 恋愛臭のしないラブコメって、コメディタッチなプロモーションビデオと変わらない気がすんだけどナ。
ただ、なかなかウマいなぁ〜と思ったのが、予告編でも流れる「デオ グラシアス」というラテン語。 直接の意味は「神様に感謝します」という事らしいんですが、この言葉を映画中でどー扱うかというのがミソな訳でして、この言葉に絡むエピソードは唯一ぴよが本作を見て「いいねぇ♪」と思えた部分でしたネ。
まあ・・・クォン君ファンが楽しめればそれでいいんじゃないかなぁ?←いい加減なコメント(笑) 歌ったり踊ったり、着ぐるみ着たり涙ポロポロこぼしたり、色んな事やってくれますから♪
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