監督:マーサ・クーリッジ 出演:ジュリア・スタイルズ ルーク・マブリー ベン・ミラー、他 オススメ度:☆
【あらすじ】 デンマーク皇太子エドヴァルド王子は典型的放蕩息子。パパラッチに常に追いかけられて年中ゴシップまみれだ。嫌気がさした王子は身分を隠してアメリカ「遊学」にやって来た。大学で生真面目な女子大生ペイジと出会うが、エドヴァルドの軽薄な態度にあからさまに嫌悪感を表すペイジ。ところがエドヴァルドの優しさやひたむきさに触れる内に、次第に好意を寄せるようになったのだが・・・
【感想】 「モナリザ・スマイル(2004.7.14鑑賞)」等に出演するジュリア・スタイルズ主演最新作は、身分を隠した王子と恋に落ちるという超王道ロマコメ。相方の王子様役はルーク・マブリー・・・ってこの役者さん全く知りませんがな(^-^; ちなみに原題は「THE PRINCE AND ME」直訳すれば「王子様と私」ってなトコロでしょうか? これはー、1956年公開の不朽の名作「王様と私(原題はTHE KING AND I)」のタイトルをパロってるつもり?だよね?
話は簡単。素性を隠した王子様と一般市民のアメリカ娘が恋に落ちるものの、所詮は身分違いの恋。でも様々な障害を乗り越えながら2人は幸せになるのでした。ちゃんちゃん♪って、今更こんな古臭いネタの映画作ってどーするよ!? ・・・まあ、我慢して見てみましょう(苦笑)
ノッケから言わせてもらうと、ヒロイン・ペイジ演じるジュリア・スタイルズは不細工です(をい) とてもじゃないけど「ちょっとイカすプレーボーイのデンマーク王子」に見染められるよーなタマぢゃありません。 しかも初対面で王子にちょっかいかけられた事を激怒し、その後の態度は絵に書いたよーな極悪さ。どーしてこんなドブスの感じ悪い女に王子がしつこく食い下がってモーションかけるのか理解に苦しみます。
最初っからつまづきっぱなしなので、その後の展開も「はぁ〜!?」の連続。 エドヴァルドが一身上の都合で大学を去り、実は彼はデンマーク皇太子だったと判った時点で、彼女は王子の残した置手紙を読んで「あぁ、私がデンマークに追いかけて行かなければ!エドヴァルドが待っててくれるワ♪」と猛然と立ち上がり、友達から借金しまくって一路デンマークにぶっ飛ぶ・・・あり得ませんて。つーか身の程知ろうよ。ね?(^-^;
そんなこんなで、その後もあり得ない話のオンパレード(笑) いくら「王子と一般ピープルのブスとのおとぎ話」だからと言って、ここまでトコトンやられるとぐうの音も出ません。 しかも驚いた事に、このブス(←もう言いたい放題よ)は当たり前のよーに王子に愛された上に「やっぱりアタシ、自分の本来の夢を叶えたいの♪」と訳のワカラナイ事をほざきます。もう本当にどうしようもないです(苦笑) デンマーク市民をバカにし過ぎなんぢゃねーのか?これって・・・と思わずにいられません。はい。
何が面白いんだかさっぱり判らず、全く同調も出来なければ羨ましいとも思えない。 こんなロマコメあっていいのか?いいわけないだろぉぉぉぉー!!(絶叫)
も一つ言わせてもらうと、この「プリティ・ガール」って邦題はどーなのさ。 誰が「プリティ」なんだい?え?ナメてんのかゴルァ! この邦題付けたヤツ、出て来いっ!!(怒)
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