2003年10月21日(火) |
Kill Bill キル・ビル |
監督:クエンティン・タランティーノ 出演:ユマ・サーマン ルーシー・リュー ダリル・ハンナ、他 オススメ度:☆☆☆☆−
【あらすじ】 ザ・ブライドは長い眠りから目覚めた。かつて最強の暗殺集団のエージェントだった彼女は、自分の結婚式の最中にボスのビル達の襲撃を受け、夫やお腹の子を殺されたのだ。奇跡的に一命を取り留めたブライドは、それから4年間も昏睡していたのだった。ブライドは自分の全てを奪った者達への復讐を誓い立ち上がった―――「ビルを殺せ!」
【感想】 世界一のおバカ監督「クエンティン・タランティーノ」の、超話題のおバカ映画!←いきなり言いたい放題 予告編見た時から「これは・・・ヤバいか?(何がだよ)」と思っていたんだけど、やっぱり!!
タランティーノ節、炸裂!
この一言に尽きる、やりたい放題の超おバカ映画。(笑) チャンバラ大好き♪な東洋の神秘に憧れて止まない西洋人のガキに、とてつもない大金握らせてやりたい放題やらせたらこんなん出来ちゃいましたー♪ってなノリの、とにかく誤解と偏見とお楽しみに満ちた(謎)とてつもない映画ですわ。
とにかく首が飛ぶ!足が飛ぶ!腕が飛ぶ! 飛ぶ!飛ぶ!血しぶきなんてちょこっと切っただけで、3人分の全血液分くらいジャンジャン飛ぶ!!(笑) バッサバッサ斬り倒して、ジャンジャン体が飛びまくるんだけど、ぜーんぜん殺伐としていない。むしろ見てて気持ちいい♪
展開上で日本が舞台になるんだけど、とにかく「西洋人が憧れるじゃぱん」満載で楽しいったらありゃしない! とにかくどいつもこいつも日本刀持ってるし、日本刀持って飛行機に乗るのだって「じゃぱん」はへっちゃらさ♪(笑) 東京の料亭(料亭っつーか、最近よくありがちなジャパネスク・パブだな)の庭は冬の北陸張りに雪積もっちゃってるし!
他にも、タランティーノの大好きな事が満載だ!例えば・・・
何故かルーシー・リュー演じる「オーレン・イシイ」の生い立ちをアニメーションで見せたり (これはタランティーノが日本のアニメーション・ファンだからなんだと思う) 日本人にはお馴染み「ウィーク・エンダー」の♪チャッチャラッチャチャッチャ〜♪←判る? それから突然浪花節な演歌(女囚シリーズの「うらみ節」って歌なんだってさ。ぴよ知らなかったさ)が流れたり、 ヘタクソな英語で登場する千葉真一は、何故かキャストクレジットが「サニー千葉」になってたり(爆)
ユア・サーマンとルーシー・リューが話す日本語の会話も超笑える! どーいう脳味噌してたらこんなすっ飛んだ映画作れるんだろ!? 「天才とバカは紙一重」と言うけど、本当にタランティーノったら紙一重の超大バカだよねぇ〜♪(をい)
ここまですっ飛んでると、安心して笑えるから楽しいぢゃーないか!(^_^;) しかもこの映画・・・続きモノですよ!! 最初に映画のタイトルが出て来た時に「Part.1」って小さく書いてあるから「ん?」とは思ったものの、まさか本当にこんな思わせぶりなシーンで終わるとは思ってもみなかったよ。ぴよ、てっきりこれ一作だけの作品だと思ってたもん。
次回作? 見るに決まってるぢゃん!! これだけ本気で作って(しかもふんだんに金かけて)超おバカな映画なんて、そうそう見れるもんじゃない♪
ところで・・・この映画って、日本以外でもトーゼンだけど上映してるんだよねぇ?(^_^;) 日本以外でこの映画ってウケるの?
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