ぴよの映画めった斬りコーナー
ぴよが見た新作映画・ビデオ・DVDを個人的趣味でぶった斬るコーナー
ぴよと意見が合わないからっていじめないでぇ〜ん!(^_^;)
【ネタバレも含んでますので注意してねん♪】

2003年07月31日(木) 天使の牙 B.T.A

監督:西村 了
出演:大沢たかお
    佐田真由美
    萩原健一、他
オススメ度:☆☆+


【あらすじ】
世界的麻薬組織「クライン」を追っていた警察の元に一本の電話が入った。―「私を保護して」―それは、クラインのボス「君国」の愛人・はつみからだった。はつみを救出する為に彼女が指定したパーティー会場に向かった女刑事・明日香・・・はつみと合流するも、何者かの銃撃によって2人は倒れてしまった。
体中に銃弾を受けたものの脳に損傷のない明日香、体には傷一つないものの脳を銃弾が貫通したはつみ、はつみの体に明日香の脳が移植され、明日香ははつみの体で蘇ったのだ・・・


【感想】
大沢在昌氏の同名タイトル小説の映画化。ぴよはやっぱり原作は読んでいなかったりして(^_^;)
いやはや・・今日も言いたい事書くとネタバレしそーで怖いんだな。
だからこの映画を楽しみにしている方は、この先は読まない方が賢明かと。(もうこの書き出し、飽きた?苦笑)


ネタは結構ぴよの好みだったりするんだな♪
日本でも臓器移植が合法化されてますし、やっぱり究極の臓器移植は「脳」だよな、とぴよも常々思っていましたから、色々興味を満たしてくれる展開になりそーな予感が♪

が。

なーんか(つーか、全くか?)納得できねぇ〜!!
この映画は医学的見地にきちんと立って脚本を書いてるんだろーか?ま、それ言っちゃったら脳移植なんてまずからして出来る訳ねーよ!って言われそうだけど、そこんとこ百歩譲って出来たとしてだネ、
(多少は空想の世界入っとかないと面白くないぢゃん?苦笑)

本来の明日香はピアノが全然弾けないハズなのに、ピアノがお上手に弾けるはつみの体に脳味噌移植したら、ガンガンにピアノ弾けるよーになっちゃってるってどーよ?
まあ・・百歩譲ってピアノが弾けるようになったとしよう(今日は譲りまくりですな。ふっ)
麻薬王・君国との記憶は全く持たないハズの明日香の脳味噌が、どーして君国のお気に入りの曲を知ってんだ???

キャストもイマイチな気がする。
警察内部に君国との内通者がいる・・って時点で、キャスト見て誰が内通者か予想着いちゃうのってどーだろ?(^_^;)
それに、世界的麻薬組織のボスがショーケンっての、ちょっとパンチが弱くないか?
女に入れ込み過ぎて失敗するってのがショーケンのイメージだったから?つーか、それってただの事実だYO!(爆)

状況はかなり切迫した状態だと思えるシーンで、妙にメロドラマな会話が展開されちゃったり、見せ場も多いんだけど何だかネタがまとまらずにちゃらんぽらんになっちゃってたりするし・・・話のネタ自体、かなり面白くなる要素を多分に含んでいると思えるだけに、これは脚本がダメだったんだろうと思うしかない。きっと原作は相当面白いんじゃないだろーか?

何より、話のオチがないってのが一番ぴよには痛かった!

これは続編を作る事を見越して何もかも中途半端な状態で終わらせてるんじゃないだろーかとぴよは推測するんだけど、それにしてもまだ作られると決まってもいない続編の為に、ここまで曖昧で不可思議な終わり方をしちゃって許されるんだろーか?(もしかしてもう続編作る事が決まってんの?知らないのはぴよだけなの?)
続編を匂わす布石・・・やり方は「パイレーツ・オブ・カリビアン」と同じく【ラストは最後の最後まで見ろよ!】って見せ方してますから、みなさん見逃さないよーに注意して下さいな。


それにしてもだ。(ここから先は超ネタバレ?)
いくら整形技術が進歩してるからってさ、嶋田久作はどんなに頑張ってもショーケンにはならんだろ(爆)
顔はいくらでも変えられたとしても、さすがに身長は変えられねーっつーの!!・・ったくぅ〜!


・・ホント、最近の映画って感想書きにくいわ。
ネタバレしないでうまく感想書ける方法、誰か教えてチョーダイ!(苦笑)





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