監督:ジェラール・クラヴジック 出演:サミー・ナセリ フレデリック・ディーファンタル ベルナール・ファルシー、他 オススメ度:☆☆☆
【あらすじ】 愛車のスーパーTAXi「プジョー406」の改造に熱中する余り、恋人のリリーに愛想つかされて実家に帰られてしまったダニエル。エミリアンの方も謎の強盗集団にここ8ヶ月間やられっぱなしで逮捕出来ず夜も眠れずイライラ・・・今や恋人となったペトロが重大な打ち明け話をしたくても、いつも頭は上の空の状態。 そんなある日、美人ジャーナリスト「キウ」が密着取材をしたいと警察に訪れた。美女に目がないジベール署長は二つ返事で快諾してメロメロ・・・一方強盗集団の一味と思われる男を見つけたダニエルとエミリアンは、追跡してようやく敵のアジトを見つけるものの、なんとエミリアンが逆に敵に誘拐されてしまったのだ!!
【感想】 リュック・ベッソン製作・脚本ですっかりお馴染みのTAXiシリーズもこれが3作目。実はぴよ、1作目は見たんだけど2作目見てないのねーん。だってバカバカし過ぎるんだもん(をい)両方見た友達から聞くと2作目の方が断然面白かったって言ってたからさー・・・3作目はもっと面白い?って期待しちゃうぢゃんねっ♪
さて、今作品はカメオ出演も色々話題になっておりますが、やっぱり映画冒頭から登場のハリウッド・スター【スタローン】のカメオ出演が一番キマってるでしょう!(実はこの人、あんまり好きじゃーないんだけどサ。苦笑) つーか、映画冒頭のローラーブレード集団と↑上のカメオ出演さんの丁々発止〜お約束のダニエルmadeのプジョー406の大激走シーンまでが一番迫力あって面白かったねっ!!
ま、簡単に言っちゃうと脚本は相変わらずクソだし!(爆)
誰もリュック・ベッソンの映画に話の筋とか辻褄とか、そーいう難しいモノを求めてないだろーからこれで万事OKだと思うんだけどさぁ〜(相変わらず言いたい放題・・ベッソン・ファンよ、許せ!苦笑)
今回はベッソン君も「頭カラッポのおバカ・アクション映画専門」という汚名(?)を払拭したかったのか、ダニエルとエミリアンのそれぞれの彼女との人間関係の絡みをエピソードに入れたりして、かなり苦労の跡が偲ばれますが・・・正直言って、こーいうのはダレるだけなので止めておいた方が懸命でしょう(爆)
今回のボンドカーダニエル製・プジョー406の目玉機能は、何と言っても「雪山仕様車」って事になるんだろーけど。
これがなぁ〜・・・どーなんでしょう?(^_^;) カーアクションが見せ場の映画、というのが前提だとすると、雪山を車で登ったり降りたりするだけぢゃー全然迫力ないし、絵的にそんなに面白いモノにならないんだよネ(苦笑) イマドキってどの映画もCG使いまくりの見せまくりだから、どれだけ迫力あって緊迫感のある映像見せられるかがこの手の映画の勝負ドコロになるんじゃないかと思うんだけどなぁ・・・これだったら、マジでボンドカーみたいに車からじゃんじゃんミサイル飛び出しちゃった方が面白いんじゃないかと思っちゃったんだけど!
ま、ボッコスコ書いてますけどネ、
スタメンキャラの磐石な演技と超下らないギャグは相変わらずなので、それはそれで楽しめちゃうんだ♪ (実際、ぴよだって映画見ながら大笑いしちゃってた訳だしぃ〜♪笑) 「所詮おバカ映画なんだからさぁ〜!コ難しい事言うのはやめようや〜」って気分で見れば、それなりに面白いし楽しめる作りには充分なってるんじゃないかとは思うんだよね。
一流映画を気取らない「内容カラッポ」姿勢を貫けば、これからもファンは着いて来てくれるでしょう♪
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