相田みつを×スヌーピー


2005年05月03日(火)
今朝は7時半起床。
昨日のローテンションを引きずったからか、夢も見ず。
日記を書きながらあまりに自分が凹んでいたので、
気分転換をしなくてはなぁ…と思っていた。

9時頃に家を出て、有楽町の相田みつを美術館へ。
といっても、相田みつを氏の作品はよく知らないし、ドラマも見ていない。
目的は、同美術館でやっている「PEANUTS Found in Translation」
ピーナッツ(スヌーピー)の原作者チャールズ・M・シュルツ氏の美術館と、
相田みつを美術館とのコラボレーション企画展で、かなりの人出だった

展示されていたのは、アーティスト・大谷芳照氏による、
ピーナッツの作品群からインスピレーションを得て描いた墨絵作品と、
大谷氏と相田みつを氏の作品のコラボレーション。

墨絵とコミックの融合を図った大谷氏の作品はとても印象的なもの。
ピーナッツ作品が持つ独特のやわらかさ・温かさ・ひねりを、
日本語を巧みにデザインに取り入れ、実に上手に表現していた。
相田みつを氏とのコラボレーションも、作品のチョイスが絶妙で、
思わず手をポンとたたいてしまいたくなってしまった。

今月下旬まで開催で交通至便な場所にあるので、
これを読んで気になった方は、ぜひ足を運んでいただきたいです。
絶対に見に行って損はしない、カップルで行くにもいい感じのような気がします。
たぶん自分は、もう一回行くと思います。一人だけど(爆)。


都内ではもう一つ、スヌーピー関連で「トム・エバハート来日展」があって、
そっちにも足を運んだ。

トム・エバハートは、スヌーピー達ピーナッツのキャラクターを、
自由に表現することを原作者・シュルツ氏から公認された唯一のアーティスト。
彼の描くピーナッツはシュルツ氏とはまた違う趣があります。
今日はトークショーがあって、彼を直接目の当たりにすることも出来ました。

色があることによる、作品世界の広がりや、独特のドットを用いた表現手法、
新聞とは比べ物にならない大きいキャンパスへの描画等など…
スヌーピーという連載コミックを、
彼は一つの芸術作品にまで見事に昇華させている気がします。
彼の作品を買って部屋に飾っておきたい、そんな気持ちにさせてくれます。

実は展示即売会もやっていて、運悪く画商さんにつかまってしまい、
セールストークを延々と聞かされたのですが…買いたくても手が出ないわけで。
少々疲れたのも事実ですが。(60万円はなぁ…さすがに無理(汗))

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ちなみに、エバハート展の会場は大手町サンケイビル。
そこで、東京国際フォーラムから東京駅・丸の内オアゾ・大手町駅…と、
延々1.5キロくらい歩いてしまった。
東京の地下ってやっぱすごい…

BGM : Sign / Mr.Children♪



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