3日越しで感想を。


2003年02月01日(土)
最近、土曜日は学校、平日のどっか一日が休み…のような変則週休2日制。
なので、今日はそれほど「すごい!」というような事もなく、
ただテストの点がいまいちな1日で終ってしまったのでした。
そのおかげで(?)、今日はしっかり、感想文がかけたような(w

ということで、「A2Z」(山田詠美)の感想。
今まで読んだ詠美さんの作品は、

ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー(1987)
放課後の音符(1989)の2冊。

今回読んだ「A2Z」は2000年の作品。
描かれるのは、30代、大人の恋。
作中で描かれる世代も作者の年齢と比例するのかも。

とはいえ、作品を読んでいる最中は年齢はあんま関係なかった。
それぐらい、読み手がすんなりと話に引き込まれていく。
詠美さんの文体は、他の作家さんよりも馴染むのが早い感じがする。
本当に「そのままの」登場人物たちが目に浮かんでくる。
テレビドラマみたい…といったら陳腐だけど、それくらいのリアル感。

ストーリー自体も、構図はシンプル、でも凄く深い。
多面的な性格を持つ「恋しい」や「好き」や「愛してる」の感情を、
とても上手に書き分けている。
ラストの展開がちょっと駆け足でイキナリかな…の感はあったけど、
出会いも別れも一つのハプニングなら、ありかも。

女性は共感がもてる、男性は勉強になる(?)作品。
ゆっくりと、じっくりと、でもできれば一気に読みたい。
自分もできればそうしたかったですけど、
「ゆっくり」はできたものの、1日で読みきる事はムリでした…
ただ、この厚さに6日かかった事自体、ゆっくり、じっくり読めた事の証拠かも知れない。

まだ1月終ったばかりでこんなにいい作品が続くと…あとが思いやられる(汗



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