一つの決意。


2002年01月23日(水)
球は、平らな道の上を転がっていく。
何事もなく滑らかに。
きっと、人間は欠けた球。
完璧な人間なんていない。
みんな、どこかしら欠けている。
その事に気付く人もいれば、気付かない人もいる。
欠けた部分を埋める事は、並大抵ではない。
というか、不可能に近い気がする。

欠けた球は、平らな道を滑らかに転がれない。
どこかしらで止まったり、跳ねたりする。
失敗・挫折・不安・苦悩...
そのとき人間は、自分の欠けた部分に気付く。

でも、そこで挫折をしてはいけない。諦めてはいけない。
大事なのは、止まった事をみつめなおす。
欠けた部分と向き合う。そしてそれを意識する。
そして、欠けた部分との上手な付き合い方を考える。

こうして、また欠けた球は転がりだす。
また、同じ欠けた部分で止まるかもしれないし、
全く違う欠けた部分で止まるかもしれない。
それを繰り返していく事で、人間は成長していく。

人は傷つかずには生きていけない。
全ての人と完璧に付き合える人はいない。
相手の気持ちを汲み取って、人と付き合う。
止まった僕がたくさんの犠牲から気付いた、わずかな真実。
気付いた「欠け」を意識しながら生きていく。
その事が僕を成長させ、前に進める。



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