惜春別日乗
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2005年12月27日(火) 今年をふり返って

今年は相当いろいろあり過ぎて、どんどんうつに落っこちていくような年だった。自分でコントロールできない、「悲しい」「苦しい」「不安」という気分がふとしたことで湧いて出てきて、どんどん行動する意欲を削いでしまった。

今、座っていてもたまに動悸がある。辛いと思うほどではなくすぐ治まるけど、息苦しさはしばらく続く。疲れやすさは半端でないから、そうそう遠くへは外出できない状態だ。精神障害手帳は更新しないで職に就く予定だったけど、そうはいかなくなったし、結局障害年金を受けながら生活保護に頼るしかなさそうだ。

この日記を始めた頃はまだ夫のいる身であり、ADHDとも気がつかずにもがきながらも、愛する人の傍で暮らせる喜びがあったけれど。今は大阪に来る前覚悟したような、本当の意味での「一人の生活」をしている。自立した生活とは言い難いけど、何か自分の生きている証を作りたいと思っている。いろんな意味で、今年はその下積みの年であったと思えば、まんざら無駄な1年ではなかったように思う。

大阪にいて、ADHDと出会い、そのことから同じ仲間に出会って親密度を増したことも、今年1年で良かったことの一つだ。特性ゆえに振り回されるような出来事があったりもしたけど、それもまた経験。・・・と今を受け入れ流れのままに生きることを少しずつ覚え、人というものを見つめる目をもっと身につけることができたとも思う。

ということで、生活としては代わり映えしない日々が続いているということだ。でも深い苦悩は無くなったかもしれない。


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透雪 |MAILDusk of the Black HoleShine&Shadow