惜春別日乗
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今日は結局、本登録に行くことができませんでした。朝から具合が悪く、布団の中から抜け出すことが困難だったからです。辛うじて派遣会社へ断りのメールはしましたが・・・電話をかける余裕はありませんでした。 考えたくないのですが、感情と共に嫌な考えは心を占領します。眠っている間だけが唯一の安楽の時間・・・声を出して泣けなくなってきました。涙は時々こぼれますが、それさえも減って、胸の中が気持ち悪く、食べることもできません。空腹感はあるのですが、喉を通すことができないんです。極端にお腹が空くと、みぞおちの下辺りが痛み出すので、適当に膨れる程度はあわてて口に運びますが、味わう余裕はないです。去年の暮れから食欲や胃の状態がだんだん悪くなって来てたんですが、あまり気にも留めていませんでした。とにかく「働こう」「娘に会える自分になろう」と必死でしたので。 料理をするのが面倒というより、立てない感じ。喉を通る物は、すぐできるもの、喉の通りのいいもの位で、料理らしいことをしたのは3回くらいかな・・・。お陰で大赤字です。前にもこんなことあったなぁ、と思い出しました。そう、最初の夫と別れる寸前の私。一つの部屋が私の領域で、そこから出るときは必要最低限、出るときは緊張して戦闘態勢・・・。帰ってくるとドッと疲れます。「必要とされること」にこだわりたくないと、自分を作り替えるために大阪にやってきた、その事はもしかしたら「過ち」の続きだったかもしれません。 何も変わっていないじゃないか、そう自分に自嘲してしまう。愛することってもう何なんだかわからなくなってしまった。人を心から愛すること、信じ切ること、それが私の心を必要以上に縛ってしまう。良い方向へ上昇できればいいけど、一端悪い方向へ転がり出すと、何もできず、捨て去られ必要のない物、とされることの恐怖が心を覆い尽くしてしまい、私の誠意や深い愛情は相手に見えないほど翳ってしまうのです。何も得なかったわけではないけど、それは苦しみの中で考えた合理化(こじつけ)でもありました。 私は「言葉」から相手の真意をくみ取ろうとする、自閉的な「こだわり」があって、それが縛るので、常人より傷つきやすくできています。非常にストレスで、ストレスに弱く心だけでなく身体までおかしくなってしまう。子どもが大人のふりをして生きているようなものですから・・・救われない時心はどんどん閉じていってしまう。
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