Sotto voce
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まだここを読んでいる方はいるだろうか。
お久しぶりです、安積紗月です。 この名を名乗るのも相当ぶりだけど。
最後にここに書き込んでから、 気が付けば七年たっていた。
七年、本当にあっという間だった。
私の愚痴の三分の一を占めていたであろう 父は二年前に逝った。
ふとしたきっかけで寝たきりになり 誰が誰かわからなくなり 現実と過去が混濁する中 病院のベッドで眠るように最期を迎える
そういう流れを 半年という時間でたどり 父は二度と帰らぬ旅に出た。
ネガティブな根っこは相変わらず変わっていないけど これを書き始めた2001年には考えられなかった 「今」を生きている。
歌うことは相変わらず好きだけど かけがえのない仲間と出会えて 普通、この年齢なら考えられもしないことが 日常となって、 仕事にしても、出番や練習のために 勤務調整するのが当たり前になって 「彼らとなら頑張れる、どこまでも行ける」なんて 20代が考えそうなことを思っていたりもする。
40代にしてバンドで歌う、 そのきっかけを作ってくれた人 今でも感謝してる、それは変わらない。
七年前にはすでに出会っていた。 その時は友達だったけど、 いつの間にかパートナーとなり、 二人でこの先の人生を歩んでいくのだと思ってた、 音楽も、恋愛も。
でもいつの間にか、 私が、その人とでは音楽的に物足りなくなってしまった。 恋人という関係性が今となっては重荷になって 恋愛よりも、音楽を選ぶ そんな現実がもうすぐやってくる。
きっとものすごい痛みを伴うし いろんな人を巻き込むことになるだろう。
ふられてばかりの人生で(笑) 自分から別れを告げるなんてシナリオが 自分の人生に存在するなんて思わなかった。
もうしばらく恋愛はいい。 そんなことをいうのは 30代終わり間際以来だな。
パスワードも思い出したことだし、 他のSNSには書けない感情を 時々はここで綴っていこうかな。
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