Sotto voce
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2013年09月10日(火) 夢と現実の間で。

そういう奴だってわかってて
食われようとしてる私も私。

自分の醜さも知られてるから
変に自分を飾る必要もなく

夜な夜な語り明かして
お互い、表向きの顔では
言えない話もぶっちゃけあって

現実じゃこういう会話も返しも出来ないのに
チャットでは出来てしまう
ネット脳の恐ろしさ。

そのひと時は
脳内に何か発射されているのか
快楽に溺れているかのような
ハイな状態が続くけど

回線が途切れて現実に戻ったときの
あのなんとも言えない
寂しさとか煩悶とか若干の後悔とか
どっと押し寄せてくる欝な波

相手から話しかけられるのを待ち、
コール音とともに飛びつく
がっついてる自分がいやで
今日はそれをすべて無視した

何でもかんでもぶっちゃけあって
でも恋愛対象にはなりえないのは
会話の端々で気づくから

こんな言葉のやり取りで
相手に入れ込んでしまわないように
今必死でブレーキかけている

相手にとっては
大勢の中の一人
ナンバー1でもオンリー1でもない

心の奥底の本音と
満たされたい身体の渇きが
正反対過ぎて
真っ向からせめぎ合っている

食われるなら
その身を差し出すなら
ドライな関係だと割り切らなければ
この先自分がつらくなる


安積 紗月 |MAILHomePage

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