Sotto voce
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地元の同級生がこのたび母となり、祝いの品を持って実家へ。
生後もうすぐひと月となる彼女の息子は、
すやすやと安らかな寝息を立てて眠っている。
私たち、育児が素人の人間が恐る恐る抱き上げてもびくともしない。
しばらく赤ん坊を腕に抱えたまま談笑する。
不自然な体勢がいけないのか?やがて腕が痛くなり、
このまま落としてはしゃれにならないのでそっと布団に戻す。
腕に残る、子どもの温もり。
こんなに小さくても、人間として生を受けその日その日を精一杯生きてる。
腕に残る重みは、彼の生命の重さ。
もうすぐ三十路を迎える私。
いつかこの腕の中にわが子を抱く日はくるのだろうか…
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