Sotto voce
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2002年03月27日(水) 欲望。

どうして彼のことが好きなんだろう。

私はこれからどうしたいんだろう。

わからなくなってた時に彼からもらった『きっかけ』。

それに乗っかって告白したはいいけれど、

まさかこんなに動揺するとは思わなくて、

ますますわからなくなってきた自分自身。


好きでいるには長すぎて 友達で居続けるには近すぎたのかもしれない。

相手がいるって最初からわかってるのにそれでも好きになってしまった彼。

でも、彼女のことを話すときの彼が好きだし、

(心でジェラシー燃やしつつも)彼女をちゃんと大切にしている彼が好きだった。

私たちが結ばれることはきっと一生かかってもないことだと

ちゃんとわかってたし、それでもいいと思ってた。

だけどその一方で彼に抱かれたい、キスしたいなんて欲望も間違いなくあった。

大人ってめんどくさい。

知ること知ってしまったら、そういう性的欲望がちらちらと顔を出す。

そうなってしまった時の自分たちを容易に想像できてしまう。

何も知らなかった、憧れだけで済んでいた

子供の時の恋愛、片想いが、何て楽だったのだろうと思えて仕方ない。

大人ってめんどくさい。

素直になれない。元来持っている意地っ張りが度を増してしまう。

ものわかりのよさそうな顔をしていても

裏では、心の奥底の本音中の本音では

抑えることのできない欲望をたぎらせているのだから。


安積 紗月 |MAILHomePage

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