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2003年10月18日(土)
キーボード入力 17:45 PM

只今、「富山県教育工学研究会」の真っ最中。
もうすぐ終わるんだけどね。

で、思ったことをメモしてみようかと思って、久々の日記記入です。

お題:「小学生のキーボード入力について」
私が初めてキーボードを打った、イコール、ローマ字入力をしたのは、小学校三年生の時。
その時はまだMacには触っていなくて、富士通のワープロに、ソフトが入っているフロッピーをつっこんで、ブラインドタッチの練習をしていた。
っていうか、もう趣味に近い状況で、毎日楽しんでキーボードを打っていた。
お陰で今では、相当なキーボード打ち込み速度になり、私の自慢の一つでもあるが(笑)、自分自身の体験的記憶としては、ローマ字入力と言うのにそれほど苦労した記憶がない。
しかも昔のワープロだからそんなにグラフィック的にも絵がたくさんあるわけではなく、指のアウトラインと、ランダムなひらがなを表示する枠と、キーボードの配列と…くらいしか、なかった。
インタラクティブ性という点では、動くべき指に赤い印が付いて、正しく打てたら次の指に印が移る…と言うくらいのものだった。
文章を打つわけでもなく、ただひたすら、ランダムなひらがなを打ち続けるだけだが、ゲーム的要素としては、得点が記録されたり、タイピング速度がランキングされたりというのが、面白がって繰り返し練習する気になった要素だと思う。

最近、パソコンを触る小学生が増えて来て、学校現場でも子供にキーボード入力をさせる機会が増えて来ている。
そこで先生たちが悩んでいるのが、「まだローマ字入力を学ぶ前の小学生に、仮名打ちで打たせるか、ローマ字打ちを覚えさせるか」というのが論点になっていたりする。
持論としては、ローマ字打ちを覚えさせるべきだと思っている。
何故かと言えば、日本語の五十音とローマ字表という非常に便利でシステマティックなシステムがあるのに、それを利用しない手はない。
英語の打ち込みにも数字の打ち込みにも対応できると言う意味で、仮名打ち文化は廃らせて然るべきと思っている(反発する人もいるかなぁ。)

で、ですね。
今ウチの大学の先生が、こんなキーボード練習サイトを作られたんですよ。小学生向けの。
http://kb-kentei.net/
ストーリー仕立てで、ひらがなの入力の練習から、単語、長文とステップアップして、ローマ字入力を練習できるというサイトっぽいです。
でもね、ハッキリ言わせてもらえば、こう言う風にストーリーをつけて、余計な時間を食わせて練習させる程の意味が、あるんだろうかと。
如何に時間効率良く、キーボードタイピングのスキルを修得するか、というのが、命題のような気がするのに、こんなにめんどくさいシステムが必要なのだろうか。
小学生の喜び具合は、それほど違うもんだろうか。
実際のところを調査する気もないのだけど、どんなもんだろう。

もっと簡単に入力できるようになってくれれば、世の中の便利を享受しやすくなるのになぁ。