オモフトコロアリ。
past / will
2001年02月12日(月) 車のお話し。 

恋人には悪いが、向こうの車がなくなったことで一つだけよかった点がある。
それは自分で車を運転する機会が増えたことだ。
実を言うと私は車に乗るのが好きである。
あまり巧くはないが、運転することが楽しい。
田舎住まいなので季節の移り変わりを感じつつ、
景色を眺められるくらいのんびり運転するのが好きだ。
気づくと制限時速を大幅に下回って、
後ろに車の列を従えていたりするのだが…。

ちなみに運転は好きでも、車自体はさほどでもない。
私にとって車は道具に過ぎない。
雨風がしのげて、不自由なく走ってくれればよい。
荷物が積めて、居住性がよくて、小回りが利けば完璧である。
従ってオープンカーは私にとっては無用の長物である。
雨風がしのげない車など車の範疇を逸する物体でしかない。
車好きの人とは違う感性らしい。

私の知人には事故で一旦車を大破させた後、
ガチガチに補強して車中にパイプを巡らし、
後部座席まで取り払ってしまった人がいる。
こうなると雨風もしのげるだろうし、走りに不自由はなかろうが、
その他の条件はまるで度外視。私には解らない世界である…。

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