オモフトコロアリ。 | past / will | |
2001年02月04日(日) | 映画鑑賞。 | |
ここのところ映画にあまり恵まれない。 月に3〜4本をビデオで観るのだが、今日観た「救命士」も、 その前に観た「エントラップメント」も個人的には外れだった。 ニコラス・ケイジもショーン・コネリーも好きなのだが…。 最近の映画は宣伝過剰な気がするのは私だけだろうか。 宣伝につられて見に行くと裏切られることが多い。 前評判が高すぎると期待が大きすぎてつまらなく感じることもある。 「ニュー・シネマ・パラダイス」がそうだった。 そんな中でがんばっていると思うのが単館系の映画である。 「ブエナビスタ☆ソシアルクラブ」しかり、 「バッファロー’66」しかり、 「シュリ」「ポネット」「宋家の三姉妹」etc.etc.etc. 口コミで広がってロングラン(しかも六ヶ月以上が多い)を続けるのだから、 やはりいい作品が多い。私の最近のお気に入り、 「私家版」「CUBE」「ブラス!」なども単館上映だったはずだ。 「CUBE」などは六本木までわざわざ足を運んだのだが、 次の回の上映は満席で立ち見も入れず、その次も座席はほぼ売り切れ、 というのでスゴスゴ帰っていった記憶がある。 いい映画が決まった場所でしか観られないというのは不便な話である。 映画会社も大きく宣伝された内容の少ない娯楽大作より、 口コミで人気を集める映画にもう少し力を注いで欲しいものだ。 大々的に上映される話題作の10%でもそう言った隠れた名作に当てれば、 映画館離れも減っていくのではないだろうか。 …と、そんなことをいいつつ、またビデオ屋に足を向ける私だったりする。 |
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