オモフトコロアリ。
past / will
2001年01月18日(木) 痛〜い。 

私は大概において標準をかなり下回った位置で健康を維持している。
どこもここも人より弱いのだが、大病する事もなく、
総じて健康と言える範囲に辛うじてぶら下がっている。
人より丈夫なところといえば、肝臓と骨密度位のものだ。
あとは目が悪い分、聴覚や嗅覚が発達しているとか。
まるで犬である…。

閑話休題

生物学上♀である私は婦人科系もご多分に漏れず弱い。
そういう時期にはヒドク痛むのである。実を言うと今も痛い。
腹痛腰痛は毎度の事で、頭痛・目眩・吐き気がその時々に組み合わされる。
フルコースで来たりした日には目も当てられない。
半病人状態で会社も当然ながらお休みである。
無理に家を出ようものなら途中で行き倒れ間違いなし。

ここからが本日のお題である。ピルの話だ。
現在低容量ピルには保険が利かない。
ピルには生理痛を軽減する働きもあるのだが、
そう言った治療目的の場合においても、である。
かく言う私も使いたくても余りの高値に手が出ないでいる。
これは異なことと言わざるを得ない。
もともとの目的が避妊薬だからと言う理由らしいが、
そもそも避妊の何が悪いと言うのだろう。
避妊は罪だろうか?答は否である。
刑法を紐解いて見るといい。堕胎罪は在っても、避妊罪というものはない。
現実を見てみるといい。欲しくなかったのに出来たと言うので、
赤ん坊を殺したり、虐待したりと言う忌まわしい事件が、
どれほど巷にあふれている事か。
出来あがった一つの命を奪う事と、避妊とどちらが悪いかは明白である。
保険の可否の認定はどこか焦点が狂っていると思わざるを得ない。

夫婦別姓の問題についてもそうだ。
「夫婦が別姓であると家族の一体感を損なう」
と言うのが国会の多数意見だそうだが、
そう思う夫婦は別姓にしなければ良いだけであって、
選択的夫婦別姓の妨げになるものではない。
そのための選択性ではないか?
それとも議員の皆々方はたったそれくらいの判断が出来ないと思う程、
国民を馬鹿にしていると言うことだろうか。

お上のどこかズレた判断のおかげで、
国民の生活が便利になるはずの法案が通らないと言うのは、
納得のいかない事態である。

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