オモフトコロアリ。
past / will
2001年01月08日(月) 雪国に住めない人種。 

目が覚めると、一面の銀世界だった。
木々に降り積もった雪が、幻想的なまでに美しい。
…が、いかんせん寒い!寒すぎる!
愛鳥をこの寒さにさらす気になれず、また車で出るにも足場が悪いので、
今日の病院行きは取りやめにした。
本鳥が思いの外元気そうなことに加え、
昨日の注射後のショック状態が気にかかっているせいもある。

寒さが苦手なのは愛鳥だけではない。何を隠そう私も寒いのは苦手なのだ。
黒い衣装を好んだことから、
その着膨れた姿に付いたあだ名が「黒い雪だるま」。
こんな日に外へ出るのは正直言って億劫である。
それでも今日はかねてからの予定もあって、新年会に行って来た。
コートに帽子・手袋・マフラーと完全防寒体制である。
おかげで寒さは問題なかった。問題になったのは足場である。
シャーベット状になった雪に足を取られるのだ。
とくに帰りは自転車であったため、大変である。
車道からよけられた雪が歩道に山になっているため、歩道は走れない。
車道自体も歩道よりにはかなりの量の雪が溜まっており、
スリップは必至の状態である。これは怖い。かなり怖い。
普通に走っているつもりでも、雪にハンドルを取られて蛇行する。
停まろうとするとタイヤを取られてスリップする。
イヤになって、自動車が少ないのを幸い、車道の真中を走って帰ってきた。

雪を喜んだ子供時代は遠い昔。
現在の私にとって雪は仇のようなものである。
こんな事を言っていると、
雪国の人に怒られてしまうかもしれない。(タイトルに戻る)

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