甲斐犬ジロー通信
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2011年07月10日(日) 総合防災訓練2日目



陽が射しこむ頃には半数以上の人が起きていて、洗顔をする人、早々と
今日の仕事の準備にまわる人などでこんなにガランとしていました。


6時起床なのに、ほとんどこんな状況で6時を待っています。


寝ている人が居ないので、前倒しして片付けることになりました。
毛布をたたみ、ゴザを集め、シートを折目に合わせてたたむ作業も
スムースでつくづく日本人は几帳面で後片付け好きな民族なのだと
思うのでありました。


炊きだし班はこれから朝食の準備です。
日本赤十字の機材を借りて、五目御飯を作ります。


火力は灯油のコンロでなかなか威力はありそうです。


お湯をどんどん沸かし、五目ご飯の封を開けて熱湯を注ぎ暫し待ちます。
信じられないくらい美味しい御飯が出来上がりました。
一斉に朝食をとり、今日の「災害対応力向上訓練」に向けて準備が始まる。




簡易担架を作っています。
パイプを両手に持って着ている上着を脱ぎ


脱いだ上着を繋げると担架として使えるわけで、子供を乗せてみようと
言うおばちゃんの提案で小学生に乗ってもらったところ、バキッと
パイプが折れてしまった。
消防レスキュー隊員はおばちゃんから、こっぴどく叱られることとなりました。
災害時にこんなことが起こってはなりませんから、もっとしっかりした鉄パイプを用意しなさい!
ごもっともでございました。



応急救急訓練はAEDの使い方も習い、ここでも子供達が質問連発で
私よりしっかり扱い方を覚えてくれたと感じました。


中学生、高校生による放水ポンプなど取扱訓練の後、大人も体験しました。


やっぱりカッコいい消防士さん。
あのハイパーレスキュー隊員もそうですが、消防士さんはダントツ目立ちました。


子供ははしご車に試乗させてもらえるので、大喜びの一日でしたが
子供からお年寄りまで参加での訓練は大変有意義で、そして自ら働くと言う
心意気は熱いもがありまして、小学生と言えども大人以上に意欲が
あるのだと感じ、将来の担い手として頼もしさを覚えました。
最後に麺類協同組合の方々からそうめんの炊き出しを受け、冷たくて美味しいそうめんを頂き、訓練は終了しました。


ジローの母さん |MAILHomePage

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