甲斐犬ジロー通信
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いつものように与えていた食餌を口にしなくなったその訳をいろいろ考えて見ました。 人間でも食べたくない日もあるから、様子を見る余裕を持つ事が出来れば良かったのですが、ものすごく不安になり無理やり口に運んだりして、ジローに嫌がられました。 口内に何か不具合が生じたのかもしれないので、明後日病院へ行ったら診てもらうことにして、取りあえず食べやすいように工夫することにしました。
先ず生肉を包丁で叩いて、蜂蜜を混ぜてスプーンで口に運びましたが、食べた割にはこぼす量も多かったです。 次に叩いた肉をスープで伸ばし、先日買ったスポイドで口に入れようと試みました。 このスポイドには笑わせてもらいました。 長い先をカットして、短くなったスポイドで肉を吸い上げ与えるのですが、肉を押し出す時、ブリッ!という嫌な音とともに飛び出すので、ジローは目を白黒させてビックリするんです。 スポイドを戻す時には唇や舌が吸い付いてしまい、ゾンビのようになって、、、スポイドでの食餌は困悪気味です。
平行して、ネットで人間用の介護用食事容器を探しました。 気になる物があったので、メーカーに電話をして犬にも使えるか聞いたところ
「人間用は患者さんが自分で吸えることが基本に作られているので、犬は吸うという習性が無いので無理ではないか」
と丁寧にお返事を頂き、初めて犬と人間の違いに気付きました。
これが用意した容器です。 マヨネーズの容器は押し出すのには丁度良い感触なのですが、口が小さくて中に入れる事が出来ません。即効ボツです。 ホームセンターで見つけたマスタード入れやオイル入れなども買って試す事にしました。 マスタード入れは口先が細いので中が詰まらない様に真ん中あたりを出刃庖丁でカット。
東急ハンズで買ったテルモの注射器は薬を飲ませる時やスープにも重宝しています。 作りがしっかりしていて流石テルモは優れものです。
生牛肉をブレンダーで粉砕して、この中にサプリを加えて
容器に移して与えてみましたが、なかなかドロドロ具合が難しいです。 慣れない食餌スタイル、噛めないからといってこの流動食はジローにとって
なんじゃ!?!? このドロドロは!
信じられないらしくあまり積極的には食べません。
スープを使って、食べやすい緩さを模索中のジロ母ですが、犬が受け入れることが出来る、ほど良い柔らかさって難しいです。
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