甲斐犬ジロー通信
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(このアジサイはおたふくアジサイです。オカメアジサイは間違いでした。)
昨年の暮れ頃から ある一人の認知症(痴呆症)の女性が ジロ家の近くを徘徊するようになりました。 まだ若いんですよ。 歩く姿も背筋をピーーンと伸ばして 颯爽としていますから 一見 認知症の方だと気付きません。
初めの頃は白いネコのぬいぐるみを抱っこしていましたが 日によって、お人形だったりバックを持ったりして かなりのスピードで家の前を通り 角を曲がって 飲食店の前まで行くと ドアーをガタガタ鳴らせて 開かないことが分かると 次に 窓もガタガタ鳴らせて諦めて帰っていきます。 ほぼ毎日このような光景を目にしているうちに この方が認知症であることをその店のオーナーさんが教えてくれました。
この店の常連さんだったそうだが、急激な認知症の進行に 家を飛びだすと 帰るまで方向が分からなくなり この頃では 信号も無視して歩き出すそうだ。 朝、ご主人が勤めに出た後 午後1時にヘルパーさんが来るまでの間に 飛び出して 懐かしいここの飲食店に来てしまうそうだ。
今日は、その飲食店にヘルパーさんが来られて 行方不明になったと言って 私にも見かけなかったかと 訊ねてこられたので どの程度の徘徊なのかお聞きしましたら この頃は隅田川を越えて かなり遠くまで行ってしまいとのこと。
あの若さでお気の毒だと思うのですが、ご主人は仕事で忙しく 奥さんのことをフォローしきれないようでした。
真っ白いフサフサした可愛いネコぐるみを大事そうに抱っこしている 姿を見るたびに、動物が好きな方で心が優しくて 本当は寂しいんだろうな〜とジロ母感じてしまいます。 この女性が事故に遭わないように 区に相談してGPSの手配を お願いすることを 地域の役員さんに報告しましたけれど それよりもなによりも ご家族の心が向けられることを 祈らずにはいられません。
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