日々の戯言置き場。
**ユリ**



 企業展と、父。

今日はレインボーホールで企業展にいきました。
今までは私一人で参加していましたが
今日は友人と一緒に行きました。
会場についたら凄い人!!!大行列。
「あ〜〜〜こんなのの中に入りたくないなぁ」
と思いつつも友達と一緒だったので
世間話をしながら入場しました。
入場した後もなかなか前にすすまず、
待機させられてました・・・・。
こんなにたくさんのライバルがいるかと思うと
気がなえてしまいます。

前回の反省(講演を聞くばっかりで肝心の企業の
説明を聞けなかった)をもとに、
今回はできる限り企業の話を聞きに回ろうと決意。
いろいろな所を回ってみました。
食品会社、運送会社、塾、電力会社。
分類の出来ない会社もあります。
また、酔っ払いのような担当者で
学生をこばかにしつつ洗脳しようとする会社の
説明を聞いてうんざりしたりしました
(でもメモ帳くれたから許す)。

しかし、聞いているうちに会社の人々も
学生を獲得しようと必死なのですが
私自身も、説明をする担当者から
会社の色が見えてくるような気がして
説明を聞きつつその人間を観察していました。
そうすることによって、「ここにはいきたくない」
とか「ここにいってみたい」というイメージが
湧いてくるような気がしました。

さて、その出展している企業の中に
父の会社がありました。
一応その説明を聞いてみたら、
なんだか担当者の人も凄くきちんとしている人で
(他の会社の人もしっかりしていると
思うけどそれ以上に見えた)
言葉使いもいい感じだし、事業の内容も
なんだか凄いように思えました。
父は家では会社のことをしゃべりたがらない人なので
私はちっとも父の会社を知りませんでした。
説明を聞いているうちになんだか涙があふれて
父に、「お父さんの会社、学生の中では
大人気だよ。本当に凄いよ」とメールしました。
すると父から何度も電話がきて、
「これから一緒にのみに行かないか」
という話になりました。
父はお酒が入るとどうでもいい事で
怒ったり因縁をつけたり理不尽なことをいうので
お酒を一緒に飲むのは実は初めてだし、
私は少し躊躇しました。しかしあまりにもしつこく
駅で待っているといわれたので私はあきらめて
一緒に行くことにしました。

父がよく同僚と一緒に行く飲み屋で
一緒に食事をしました。
お酒を飲んでいつも家では話をすることのなかった
会社の話を聞きました。
やっぱり仕事にいっても全然いいことはなくて
嫌なことばっかりで30年近くやってきたけど、
弱音を吐くわけにも行かずここまでやってきたと
聞いて、今までの私のしてきたことが
申し訳ないような気になりました。
私は父のことが大嫌いでした。
意地っ張りで見栄っ張りで頑固で
人の考えを決して認めず否定してばかりって
そんな風にしか父の事を見てなかったからです。

家についてからもそんな話をずっとしていました。
私は普段思っていた鬱憤を父にぶつけました。
受験生の時に与えられた大きなプレッシャーや
旅行にいきたいという私を鼻から否定し
いうことを聞いてくれなかったこととか。
でもそれを全て覆されて、私は泣きました。
全て私が大事で心配だからだとか、
お前の成長には必要なことだとか、
今思うとその場の言い逃れじゃんという気も
しないわけではないですがそのときは感動し
いっぱい泣いてしまいました。
父のことで悔し涙でも、憎しみでもない涙を
流したのは今日が初めてだったような気がします。

2003年02月07日(金)
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