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■ 弟のこと。
今日は宿題が多かった。明日ゼミもあるし。 だけど、夜、離れて住んでいる弟から電話があった。 「自転車パンクしちゃってどうすればいいか わかんないんだよね」と謎めいた事を。 以前自分で自転車修理していた子だから 変だなぁ?と思ったけど母に電話を代わった。 そしたらだんだん母は険悪な顔に。 次第にヒステリックに叫びだした。 宿題の手を休めて話を聞いているとどうやら 弟は、自転車で転んで頭を強打したらしく 記憶もないし、同じことばかり(今何時?何曜日?) 繰り返すらしい。脳に損傷があるようだ。 私もびっくりしてどうしていいかわからなくて 不安で、心配で、悲しかった。久しぶりに泣いた。 弟に自分で早く救急車を呼ぶように言ったが 弟は何故だか拒否をする。 母はヒステリックに叫びつづける。 相当動揺していた。私も余計に動揺する。 母は大阪まで行くことにした。 私は連れて行ってもらえなかった。 母を送り、一人になったとき、 一人暮らしってこういうことなんだって実感した。 結局今は弟は無事病院に行き精密検査を受けて 脳の内部の損傷は軽いとの医師の診断で安心した。 弟は私と年子で凄くいい子だ。誇りに思う。 その子がこの世からいなくなることを考えると ぞっとした。恐怖だった。 本当によかったと思う。 一人暮らしの子は、本当に注意してほしいと思う。 弟が携帯に電話をしてくれて本当によかった。 大事に至らなくて本当によかった。 一人暮らしをしている友達みんなに 一人暮らしの恐怖を伝えようと思う。
2002年04月22日(月)
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