私達は時々 想いの方向がてんでバラバラになる気がした。
私では 君を十分に満たせない気がした。
多くを望まない、 僅かな幸福や同じ気持ちを持った奇跡を、 かみしめながら生きるのでは ひょっとしたら足りないのかもしれない。
それは、女と男の差なのかもしれないけれど、 今まで生きてきた環境や経験のせいなのかもしれないし、 性格や感情の起伏の差なのかもしれない。
私では、君を十分に満たすことができない。 私が、満ちていても 君は満ちていない。 少し分かってきた。
申し訳ない。のと、 窮屈だなと思うのは 君を想い、私を想う声。
君が幸せになるのを願う立場になっても いいのかもしれない。もっと遠くの視線で。 | |
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