泡とガラス玉


2004年11月26日(金)      アオトクロ


夢をみた。


青に。白い綿。
その少しだけ後ろに霞む形。
彼は悠然と羽ばたいた。


泣きたかった。

混雑した駅のホームから見上げるととても小さくなったように思える。
ビルとビルに区切られた水色に小さな黒。
窓の向こうで風に乗る。
何かに躓き立ち止まるといつも思い出すのは。


空と鳥。


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