てらさき雄介の日記
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2021年04月13日(火) 都道府県と市町村の「境」を突破しなければ

後藤由紀子厚木市議(無所属)が相模原を訪れ、その途中にランチをご一緒した。厚木市の話を色々聞かせて頂き、とても参考になった。

日本の地方政治の不思議は、都道府県や市町村の「境」を重視すること。生活圏が広域化している現在でも、隣同士の自治体で一緒に取組むということは、まずない。同じ課題やテーマであっても。

コロナ対策はその典型だ。元々ウィルスに「境」はない。国境すらも飛び越えてくる。都道府県でも狭いのに、まん防に至っては市町村まで指定されてしまう。どこかを「重点化」すれば、そうでない地域に人とウィルスは流れる。容易に想像出来ること。少なくとも首都圏は一体的に対策を講じる必要がある。

さて大分以前の市議時代の頃。町田市議と一緒に、相模原と町田の救急車について取り上げた。現在は連携しているが、当時はなく、すぐ近くに通報者がいても、互いに境川をこえてやって来る体制がなかった。人の命にかかわることでも、そんな感じだった。

合併や広域組合等という大それた話ではない。境があることに固執しないでイメージを遠くにふくらませ、一緒に出来ることを話し始めればいい。まあそれすら出来ない行政のあり方こそ、根本的な問題ではあるが。

●今日一日

【午前】
会合(地域)/相模原市中央区

【午後】
診察/相模原中央病院
歯科診察/相模原市中央区

【夜】
支援者訪問/相模原市中央区
事務作業/自宅


2021年04月12日(月) これで旧民進党県議団の26人を越えた

立憲民主党・民権クラブ県議団に、新しく3名の議員が加わった。党勢低迷の折り、心強い話である。歓迎し、今後一緒に歩んでいきたいと思う。

さて最後は多数決になる政治。人数が大事になる場面が多い。私は「数は力」という理屈を支持しないが、それでも身につまされる場面に何度も出くわした。

振り替えれば3年前。私は「立憲会派の設立」を意図した。実は1人でも、3人でも構わなかったのだが、結果として17人になった。それでも以前の旧民進党の26人からは減った。

その後の統一地方選、県議選の目標は、その26人を上回ることだった。そうしなければ、自分自身の納得が得られなかった。

結果として偶然にも、同じ26人になった。まあかろじてセーフというところ。安心はしたが、忸怩たる思いも残っていた。

そして今、上記の3人合流。結果29人と前期を上回った。私の努力とは関係ないところだが、良かった。嬉しく思う。

●今日一日

【午前】
打合せ(議会)/神奈川県庁
行政相談(コロナ時短協力金)/同

【午後】
立憲民主党県議団会議/神奈川県庁

【夜】
事務作業/事務所
立憲民主党地元支部常任幹事会/相模原市中央区
相模原シティライオンズクラブ委員会/WEB
会合(党)/相模原市中央区


2021年04月11日(日) 眞子内親王と小室氏の件

眞子内親王と小室氏の件。小室氏が出した書面について、あれこれとテレビでやっている。自称「識者」のコメントも多いが、聞くに堪えない、胸くそが悪くなり、ブツっとテレビを切ってしまう。

小室氏は元々私人。また親の借金なので本人に責任はない。芸能ゴシップとしてもレベルが低い。

また眞子内親王は公人だが、当然に私の部分は残して然るべき。恋愛や結婚はその典型だ。相手の素性を、探偵を使って調べるような話は、民間なら完全NGだろう。

こういう意見を言うと、自称「右派」の人から文句を言われる。不思議だ。天皇制が長く続いてきたのは、時代に合わせて変化してきたから。ここで無理を押し通せば、むしろその存続が危うくなる。

しかし人様のプラーベートが、何故こんなに流行るのかな。私は興味がないな。

ラーメン屋は美味しいラーメンをつくればいい。銀行は良いカネの貸方をすればいい。職人はいい建物を立てれればいい。仕事人は的をやっつければいい。政治家は主権者が納得できる政治をすればいい。

さて皇族はどうか、責任を科す権利と理由が、国民の側にあるのだろうか。その根本を問い直す必要がある。

●今日一日

【午前】
休み

【午後】
行政相談(スポーツ)/事務所
打合せ(党)/相模原市中央区
事務作業/事務所

【夜】
打合せ/事務所


2021年04月10日(土) 父と同じ年のお世話になった市議

故折笠峰夫市議のご遺族を弔問。葬儀はコロナ禍で参列が叶わず、49日を過ぎての不義理となった。お世話になった思い出が多々ある。しかし既に故人なので書くのは控えておく。改めてご冥福をお祈りする。

唯一。先生は、私の父と同じ年のお生まれ。昭和18年だ。私が市議会在職中から、その「共通点」を話していたもの。順番ならば、年長者は皆んな先に鬼籍に入る。自然の摂理とは言え、振り返ると悲しく懐かしい思いがする。

先生からはご生前、一つだけ「頼まれたこと」がある。今後しっかりやっていきたい。

●今日一日

【午前】
地域まわり/相模原市内

【午後】
故折笠峰夫市議ご遺族弔問/相模原市南区
支援車訪問/相模原市緑区
打合せ/事務所

【夜】
飲食店開店挨拶/相模原市中央区


先生の選挙ダルマです


2021年04月09日(金) 必殺4の続き

昨日の続き。『シグナル・未解決事件捜査班』が「残らなかった」と書いた。一方で映画や本は時として、「残るもの」を与えてくれる。

「必殺4」には最初に見た当時から、30年以上を経てずっと「残っている」セリフがある。

仕事人の元締めの岸田今日子が、仕事に失敗した仕事人に言う。「腕が立ってこその仕事人だ。てめえの手がなまくらなら、最初から引き受けなければいいんだ」

飲み屋の倍賞美津子が中村主水に言う。「男と女はつまらないね。浮気とか本気とか。他にやることはないのかね」

いずれも今に至る私の人生に、影響を与えていると思う。

●今日一日

【午前】
ワクチン接種担当部よりレクチャー/神奈川県庁
立憲民主党・民権クラブ県議団厚生部会/同
厚生常任委員会(報告及び質疑)/同

【午後】
厚生常任委員会(質疑)/神奈川県庁
地域まわり/相模原市中央区内
事務作業/事務所


2021年04月08日(木) 必殺4

いつものアパホテルに宿泊。ここは映画チャンネルがタダ。本数は多くないが、定期的に内容が入れ替わる。何と今日は必殺仕事人があった。しかもマニアの間では伝説の「必殺4」。深作欣二が監督している。

小さい頃、『必殺シリーズ』が大好きだった。山崎努の仕置人時代から。しかし人殺しが主人公だし、殺陣も残酷、また艶っぽいシーンもあったりして、親に隠れてこそっと見ていたものだ。

さて「必殺4」。とても久しぶりに見たが、素晴らしくて感動した。懐かしい。以前の日本はこういう映画がつくれたんだな。放送禁止ではないのだろうが、今なら自主規制してしまうだろうシーンとセリフが満載。

・頼み人の女性が身体を売って依頼金を稼ぐこと。売春宿の店主からバシバシ叩かれ、約束の金額を稼いだ後に、包丁で自殺すること。その死体を見て、店主が「迷惑だ。塩まいときな」と言う

・悪役の新しい町奉行が陰間出身であること。陰間という言葉をそのまま使い、その職場に聞き込みに行く

・千葉真一演じる仕事人が、仕事(人殺し)を子どもに手伝わせている

・徳川将軍が秘密の奥部屋をつくり、性的な遊戯を楽しんでいる

・死んだ人を土葬するとき、直接顔を体に土をかけている

・老中が毒殺されるとき、周りにいる人たちが、死ね死ねと言い続ける

・中村主水が飲み屋で、「今日は俺の驕りだ。そこら辺の貧乏人共を集めて飲ませろ」と言う

これをR指定なしで配給していたのだから、隔世の感がある。まあ当時は「大人の映画」を、子どもが見ること自体なかったけれど。

さて悪例に挙げて恐縮だが、先日「シグナル・長期未解決事件捜査班」を見た。それなりの俳優が出ていたし、途中飽きることはなかった。しかし何も残らない。もう数日で印象が薄れているし、数か月すれば見たことも忘れるだろう。

何が違うのか。それは血と欲、また死がストレートであることだ。本来人は綺麗に死ねない。長く生きていれば、頭と体と心に汚いものが混じる。それが本質だ。

それをそうだと認めては、社会は成り立たない。だからオブラートで包むのも了。しかしだからこそ映画の世界はまた別であって欲しい。

●今日一日

【午前】
所用

【午後】
税制指導課よりレクチャー(米軍特例)/神奈川県庁
基地対策課よりレクチャー(同)/同
事務作業/同


中村主水の眼光は凄い


2021年04月07日(水) 下の奥歯が割れた

右下の歯が痛い。どうも詰め物が取れたようだ。そう思って数日。改めて鏡を見ると、どうも奥歯が割れているように見える。グラグラしている。初めての経験だ。さっそく行きつけの歯医者さんへ。

レントゲンを撮る。診察を受ける。やはり割れている。割れた方は取り除き、改めて詰めなおす治療とのこと。

脱脂綿で皮膚麻酔をかける。そこに注射で本麻酔。歯を削る痛さは耐えられない。最近はこうやって麻酔をすぐに使ってくれるありがたい。正味20分くらい。取り出した歯の一部を見ると。血まみれになっている。

次回は削ったところを掃除して、型をとる。そのまた次回に詰めて終了。最近は食事のたびに歯をみがき、歯間ブラシも使っている。しかし振り返れば以前は違った。小さい頃から大事にしておけばよかった。

●今日一日

【午前】
歯医者/相模原市中央区
行政相談対応(福祉)/相模原市役所
打合せ(党)/相模原市中央区

【午後】
地域まわり/相模原市中央区内

【夜】
会合(地域)/相模嵐中央区


2021年04月06日(火) 市街化調整区域という制度は必要なのか

市街化調整区域の建物転用について、ご相談を受けている。権限は県と市にあるが、法律による縛りはキツく、現場レベルの判断で何とかすることは困難な状況だ。

元々市街化調整区域は開発区域を限定することで、税金の効率的な投入と、乱開発を防ぐためのもの。しかし今は昔と状況が違う。人口自体が減っているから。乱開発どころか、地域から人がいなくなる恐れがある。

調整区域に限らず、日本は土地の利用規制が厳しい。建替えが決まった公の県営住宅ですら、市が決めたルールに従わなければならず、高層化をし切れなかったケースもある。

個別案件に対応していると、全体の課題が見えてくる。今回もそう。調整区域という制度自体を存続させる必要があるか、また残すなら今の線引きが打倒なのか、再考する時だ。

●今日一日

【午前】
休み

【午後】
行政相談対応(福祉)/相模原市中央区
行政相談対応(福祉)/同


2021年04月05日(月) 道路拡幅など公共事業は重点化を

道路拡幅について相談を受けた。市の担当者は親切に対応してくれた。必要な事業なので、今後も上手くいくよう見守っていくつもり。

さて道路拡幅一般の話。大きなお金がかかる。主に福祉政策に携わってきた私は、今でも驚くことがある。ケタが違う予算が必要になる場合も。

今のままではいけない。重点化する必要がある。まずは必要性。安全性が問われている場所を除けば、本当の幹線道路以外は、新規の着手は見合わせるべきだ。

また早急な設計から完成。公共事業は時間に比例して予算が膨らんでいく。早期着手とスムーズな進行が難しい場所も、再考する必要がある。

●今日一日

【午前】
行政相談対応(道路)/相模原市役所

【午後】
所用


2021年04月04日(日) 鉄道事業者の採算悪化が与える影響は

地元相模原の小田急多摩線延伸について。元々越えなければいけない課題がいくつかあった。現市長になって、ようやく正確な情報が出てきた。地域の期待を真摯に受け止め、地元県議として取組んでいきたい。

またコロナによって新たな問題が浮上した。鉄道事業者の経営が苦しくなっていることだ。最大手のJR東日本でも大変な状況。小田急電鉄等の私鉄は言うに及ばずだ。駅前等の周辺開発もトーンも下がっている。

アフターコロナはどうなるか。あらゆる政策、いやまちづくりの方向と手法自体が、大きく変わることも予想される。現時点ではどうなるかわからないが、非常に難しい『仕事』を政治家は迫られるだろう。

●今日一日

終日所用


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