skajaの日記
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2007年04月28日(土) フェリーにのって

8時起床。接骨院に行ってから部屋掃除。
お昼を軽く済ませて、M氏の家に向かいました。
ここでもまた部屋掃除や食器洗いや洗濯をして、ちょっぴりシャワーを借りて船旅に備えます。外は途中大雨だったけど、すぐに止んで一安心。
夜の9時に竹芝桟橋でお友達夫婦と合流し、10時発の「サルビア号」に乗って大島へ出発です。
風はちょっと冷たいけど甲板からの眺めもよくてけっこう快適。
でも用心してすぐ寝ました。


2007年04月27日(金) 島へ行ってきます

明日からM氏やそのお友達たちと島へ行きます。
船で島へ渡るのって…アラン諸島・イニシュモア島以来か?
非日常体験の予感にけっこう興奮気味です。船は怖いけど。
東京湾の夜景や真っ黒な夜の海、昇る朝日、島の空気と海の幸を堪能してきます。船酔いしてあっちで倒れてるかもしれないけど。
きゃほー。


2007年04月22日(日) 今年もまた

日曜日。パックをしてもマッサージをしてもどうにも隠しようがないほどのひどい腫れ目。
でもしゃきっと早起きをして、選挙に行ってきました。

実は今日はチャペルの結婚勉強会に出るんです。M氏とカフェで待ち合わせて軽くコーヒーを飲んでから礼拝&勉強会に出席してきました。
礼拝とか嫌がるかなあと思ったらM氏は意外とそうでもなさそうなのでよかった。
昨日私は(たぶん男の人からみたら意味不明の)大荒れ模様だったのに、今朝会ってみたら、彼は怒ってもあきれてもいなかったのですごくほっとして落ち着きました。
お昼もカフェで軽くパスタランチ。
そして、M氏がバースデープレゼントのブレスレットをくれました。
昨日のお昼にagateで買ってきてくれたそう。前にブレスレットが欲しいって言ったの、覚えてくれてたみたい。
「昨日の夜に渡しにいこうかと思ったんだけど」って。
お店が見つからなくて、散々探し回ったらしいです。
私なにが不安であんなに落ち込んでたんだろうか。彼はいつも私のことを大事にしてくれてるのに。

午後、どこに行くか散々迷って雑誌まで見に行った末に公園へ出掛けました。
小学校以来の手漕ぎボート乗り。売店でカールを買ってボートの上で食べました。
動物園にも入ってモルモットを眺めて(触れ合いタイムは終了してたけど)大興奮、公園内のオープンカフェでちょっぴりお茶。
去年の4月22日も彼と二人で公園に来たの。また同じコース。でも手をつないで歩いてる。
今度はここでちゃんとデートしたいとあの時思った願いが、今叶っている。
夜も去年と同じお寿司やさんに行って、去年と同じようなお寿司を適当に頼んで、おごってもらいました。
去年は「まだ時間があるからちょっとお茶していこうよ」だったんだけど、昨日はちょっとだけぎゅーとして帰ってきました。
とてもとても嬉しい、忘れたくない1日になりました。


2007年04月21日(土) 誕生日だったんですが

昨日は私の誕生日。
誕生日当日は会えなくて、土曜の日中も用が入ってるけど夜泊まりに来ない、とM氏に誘われてわーいわーいと喜んでいたら、週末に祖母がうちに泊まりにくることになって、彼氏の家にお泊りは体裁が悪いからやめて、みたいな感じになった。
M氏に相談しようと電話したら飲み会の最中だったみたいで、また明日ね、と切られた。
しかたなく、メールで「泊まれない」と伝えた。

で、結局土曜はデートもお泊りもなしで仕事して、家に帰って昼寝とかしてます。
最近ちょっと落ち着いたと数日前に書いたのに、あっという間に不安定逆戻りで1日ぐだぐだな調子で過ごしてる。
M氏からなんの連絡もありません。

あーあ、けっこう珍しく、ひどく具体的に愚痴った日記だ。


2007年04月17日(火) 『フリッカー式』

勝手にご結婚記念ということで、佐藤友哉さんの本も読んでみました。
内容はなんとなく知った上で買ってみたんだけど、なんじゃこりゃという感じでした。
前振りはあっても種明かしされない秘密は秘密のまま。
つじつま合ってない気がするけど、決着付いてない気がするけど、最後は「ドッコーン」で終了。
なんだかなぁ。なんでこの本読もうと思ったんだろう。


2007年04月15日(日) 会わずにいたこととか、こっそり見に行ったこととか

日曜日。
私は職場行事、M氏は資格試験。夕方から二人で会いました。
私は半日以上野外だったので髪が汚れているのが気になって仕方なく、M邸のシャワーを借りてすっきり。
お夕飯はスーパーに買いだしに行って、稲庭うどんと天ぷら盛り合わせとカツオたたきサラダをいただきました。

ここ2ヶ月ほど、彼の試験勉強のためにあんまり二人で外出しませんでした。
私が遊びに行くとついついのんびりしちゃうので、先週末は会わなかったし。
考えてみると、2週間会わずにいるのって去年の6月以来。
今回初めて「あえて会わずに」過ごしてみた。
一時期会えないと不安でたまらない時もあったけど、今回はなんだか穏やかでいられて大丈夫でよかった。

電話は毎日してました。
二人とも寂しがりなのでお互い様なんだけど、あの人のそんなマメなところは好きだなぁと思う。
義務と思うようになったら嫌だけど、これからもそんな風にてくれたられたらいいなぁ。
そんな風にいられたらいいなぁ。

3月の土曜日、図書館で勉強するM氏の姿を内緒で見に行った。
新聞を読む時のような姿勢で、真剣な顔で机に向かうM氏を発見したら思いのほかドキドキしたので、先輩を隠し撮りする女子中学生のような気分になって声もかけずに図書館を出てしまった。
私はたぶんアホ子さんなのだけど、やっぱり真剣な姿は格好いいのう。
試験受かるといいんだけど。


2007年04月08日(日) 『一千一秒の日々』

仕事関係の本を偵察するため、ぶらり本屋へ。
そんでまた買ってしまったのね、島本理生の『一千一秒の日々』。
今回は短編集。私は一話目の「風光る」が好きでした。
なんとなく結果を予感できる展開ながら、最後の2ページのほんの2、3言の会話が大変うまく、最後の2、3行の文章がひどくせつなかったです。
「大好きだった恋人を見送った」って、ものすごくシンプルだけど辛い言葉だなぁ。

彼女の本を5冊立て続けに読んで、ここまできてやっと落ち着いた。
読む順番としても良い選択だったと思う。
『大きな熊が来る前に、おやすみ』は、まだそんな気分じゃないのでしばらく読まないでいようかなと思います。
なんでそんなに彼女の文章が気に入ったんだろう。
私自身は「10代から20歳くらいまでの恋愛」という部分がすっぽり抜け落ちた学生時代を送っていたので、彼女の小説を読んで「あの頃を懐かしく思い出す」という感覚がない。でも、彼女の小説の主人公たちは全体的にとても「きちんと」していて、淡々としているようで恋愛に関しては痛々しいほどに一途で、そんなところが好きです。
「もう年取っちゃったからストレートには共感できないけど」という言い方は私にはできない。
けっこう恥ずかしいぐらいにリアルに共感できる部分が多々ありました。
手にとってみてよかったな。


2007年04月06日(金) 『生まれる森』

また買ってしまいました。島本理生の『生まれる森』。ついにハードカバー。
「プリングルスを全種類食べきらないと気がすまない」状態に近いです。半分中毒です。
彼女の小説はどれも同じトーンで書かれていて、少しずつかぶったりずらしたりしながら同じテーマの歌を繰り返し歌い続ける歌手の歌を聴いているみたいな気分になる。

で、『生まれる森』です。
「苦しさから抜け出せずにいる男性を救えると思っていたけど、無理だった。私はまだ子どもだった。」という内容が、『ナラタージュ』にも『シルエット』にも似ているね。
この3つは3姉妹みたいな作品だと思う。
サイトウに惹かれていく過程があまり丁寧にかかれず、サイトウさんと過ごした日々自体ほんのちょっぴり断片的にしか書かれていないので、どうして失恋してそんなに壊れちゃったのかはあんまり良くわからない。
壊れちゃった結果の行動を書くことで、彼女の思いの深さを書こうとしたのかな。
それがいいとか悪いとかではなく、「詳しくは書かれないけれど、こんなセリフが出てきたってことは過去にこんなことがあったらしい」と読者に判断させてさらっと通り過ぎてしまうのは、映画の描写に似ているなと思いました。
雪生さんのお母さんのエピソードなんかもそう。「作者は事情がわかっているのだろうが読者に書いて説明しないのは不親切」って批評もあるみたいだけど。
彼女はその瞬間に主人公が思ったことや情景は丁寧に書くけれど、過去のことに関しては詳しく触れようとしない。
なんだろう。言葉で綴る小説よ呼んでいるのに映画を見ているような気分で、私はそんな雰囲気がけっこう好きでした。
あとひとつ、よく分からなくなったのが時間の感覚。サイトウさんと長い間付き合ってたような錯覚に陥るけど、期間としてはたぶん受験前の2〜3ヶ月の話。
その後大学受験をしながら複数の男性と付き合った…ということだろうか。
話が行ったり来たりするのでちょっと混乱してきます。

思い出したことが一つ。
私が小学校から高校まで通った個人塾の塾長は、高校生だった女子生徒と付き合って、彼女は妊娠して大学進学を諦めて結婚して子ども産んで育ててたよなぁ。
子どもだったからか、リアルに考える能力がなかったからか、あらすごいわね、くらいの反応でまぁそんな人生もありかなと思ってた。
別に親たちも表立ってはなんにも言ってなかったし。第一、自分の子どもたちをその塾に通わせてた。ずいぶん大らかだなぁ。
今思うと塾長という立場で思い切ったことをしてたんですね。
でもサイトウさんと比べると、あの塾長の取った行動の方がずっとストレートで前向きでなにより彼女の気持ちにちゃんと応えてると思う(かなり軽率だけどな)。


2007年04月01日(日) 鰹節2本、熨斗つきで

日曜日。晴れて暖かくなりました。台風一過みたいな天気。
S氏の家で散々だらだらした後歌の練習にでかけ、昨日のスーツを着たままなので「今日はなにかあったの?」と皆に言われたりしました。
家に帰ったら昨日いただいた鰹節がドンと食卓に。
水引き・熨斗つきのゴージャスなお祝い品。ほとんど結納品でした…。
私が買っていったお菓子なんて熨斗なし表書きなしだったのに。しまった…。
なんだかんだいって、本当は結納をしたかったんだろうなぁ。

この鰹節2本と削り器あんた持っていって使ってね、と母に言われた。
うーん、うーん、仕方ない削るか…。
どこにしまえばいいんだろう…?


2007年03月31日(土) 両親顔合わせ

土曜日。仕事はお休み。
今日は顔合わせ食事会の日です。
スーツ着て両親と出掛けるなんて始めてかも。ちょっと気恥ずかしい。

お店の予約は12時からだっだのですが、11時45分には両家とも揃ったのでそのままお食事会開始。
段取りとかちょっと心配だったけど、S氏が軽く挨拶して、家族書・親族書を交換して親族紹介をして、記念品の交換をして、記念写真を撮って、乾杯してご歓談して、まあまあ和やかに会は終了。これで正式に婚約ってことです。
あちらのお父さんもたくさんしゃべってくれたので助かりました。ていうか、当人二人はほとんど話す隙なし。
式の日取りに関してうちの父が不満ありなのでその話はどうしよう…と思ってたら、デザートを食べている時にその話になり、でもあちらのご両親が「二人にまかせて」と言ってくれたのでまあ丸く収まりました。
最後にお土産交換。あちらが「羊羹かなにか」というお話だったのでうちはバームクーヘンを買っていったんだけど、実際出てきたのは豪勢な「にんべん」鰹節&削り器セットだったの。ちょっと本格的な寿仕様だったのでびっくりです。
披露宴会場とか、引越しとか入籍とか、これからいろいろ考えないとなー。
でもまあまあ上手くいったんじゃないかしら。とりあえずホッとしました。

食事の後親とは別れて、S氏と噂のスポット東京ミッドタウンに行ってみました。
敷地内に芝生があったりして、けっこう広い敷地です。
例のリッツカールトンはみんな入ってみたがってたてたけど、入れなかったぽかったです。宿泊客以外はお断りしていたのかもね。
中のお店はどれもあんまりお呼びじゃない感じだったので、表参道ヒルズの時もそうだったんだけどさらっと見て退散してきました。

S氏は最近お勉強モードなので、二人で外に出歩くのは久しぶり。
でも今日は昼間の乾杯ビールのせいかS氏がひどい頭痛になってしまったので、夕飯をさらっと食べて家に帰って「イブクイック」を飲んで寝こんでしまいました。
外は雨風がひどくなってきたみたい。
薬が効いて頭痛がだいぶよくなった頃、私の終電がなくなりそうなので駅まで傘さして送ってくれたんだけどその道のりが長い長い。
もう気持ちが萎えるほどの強風です。傘の骨は曲がってしまいました。
そして改札入ったら「ただ今強雨風のため電車の運行を中止しております」のアナウンス。
結局終電の乗り継ぎが間に合わないので、二人でタクシーに乗ってS氏の家にとんぼ返りして泊めてもらいました。
暴風に負けじと二人で突き進んだあの頑張りってなんだったんだろう…。


skaja

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