小さな背中


ここ最近、仕事で本当に不安で堪らない。
気を抜くと一気に押し潰されてしまいそうだ。

今までは上司に直接仕事を教えてもらったのが、
今度の職場ではそうでなはない。
勝手の違いに戸惑ってばかり。

会社の帰りに友達にメールを送った。
送るかどうかでまず悩む。
次に言葉に悩んで、この一言を送るだけで帰りの電車の時間の
殆どを費やす。

「ただ、何も言わずに私の背中を押してもらえる?
お願いだから、頑張れって言って」

「お疲れ。仕事のプレッシャーって色々あるよな。
 俺もたまにしんどくなることもあるよ。
 大変かも知れないけど、頑張って!応援してるぞ(^-^)」

安堵で涙が流れた。

今の君のために何か力になりたいと思っていたけど、
私が沢山勇気を貰ったよ。

私も何だか必死だけど、周りはもっと大変なんだもの。
もう少し頑張る力が出たよ。

本当にありがとう。

2004年07月28日(水)




心配と嫉妬と反発


君の想いはとても嬉しい。
有難いし、大切にしたいと感じる。
でも、踏み込めない愛情で縛られるのは、
時には辛いだけなんだ。

ごめん。
ここ最近は余裕がないの。
自分勝手なのは分かってる。
少しだけ放っておいて。

2004年07月26日(月)




反省会


友達からのメール。

「この間電話した時、俺の対応ちょっと感じ悪かったか?
仕事で疲れていたせいか、すまない。」

「いや、私もそれは同じだから、気にはしてないよ。
 私の方がちょっと冷たかったかも。反省してます。笑。」

身体の調子が悪いのを気にかけてくれたり、
前に会った時より、少し元気になったように見える。

擦れた表情が、少し昔の顔になったね。
ただ、それが素直に嬉しいと思うよ。

2004年07月25日(日)




久々に愚痴


ここのところ、仕事のことでかなり不安になっている。
仕事がここまで覚えられないのは、今回が初めてで
戸惑うことばかり。

先輩と上司の指示の食い違いで悩むのは
今回が初めてで、シビアな言い方に言葉を失う。

前の上司は前の上司。
郷に入れば郷に従うように、
仕事の指示の仕方も変わってくる。

ただ、いきなり畑違いのところに行って、ろくに説明も受けないで
いざ仕事を与えられても、処理が上手くいかない。
担当者が当然に知っていると思っていることと自分の実際に
理解できている範囲に大きな隔たりがあって、
暗記科目のように機械的な処理方法だけを頭に叩き込む。

目の前にある木でさえまともに見えていないのに、
森なんて見えている筈がない。


前の職場の人達に会いたい。

懐かしさではなく、弱音として一瞬頭を過る。
上司や同僚と一緒に写った、笑っている写真を思い出す。

前の職場は大好きだったけど、
人柄が好きだったとか、それだけではない。
少なくとも、仕事に関しては覚えようとする気持ちを見せれば、
皆、惜しみなくその仕組みを教えてくれた。
仕事ノートを振り返ると、処理方法よりも理論ばっかりが
書かれてある。


私に仕事を覚えようとする意思が足りないのだろうか。
謙虚な気持ちは出せていないかも知れない。
教えて頂く、という気持ちだけは十二分にある。
まずは、自分の誠意を見せることが第一だろう。


嗚呼、もう嫌。
甘えた考えをしてしまう自分がもっと嫌になる。

家に帰って、気が緩む。
悔しさと情けなさと不安が襲い、涙が止め処なく溢れた。
誰かに愚痴を溢す代わりに沢山泣いた。


不満にエネルギーを費やす暇があるなら、
もっと他にやることがある。

適当に仕事なんかしたくないし、
「できない」という言葉は絶対に言いたくない。
中途半端な努力で何かに責任転嫁をするくらいなら、
これだけやった、という結果を残そう。

少なくとも、今は自分が変われる絶好のチャンス。
まだまだ頑張れる。

2004年07月23日(金)




オレンジの建物


友達の所要がてらのドライブに行く。

昔通った景色を見て、
ふと、以前付き合っていた恋人のことを思い出した。

別れてから何となく思い出すことはあっても、
ここまで苦しくなることはなかった。

苦しいとか、悲しいとかとは違う、
何かにとりつかれた感覚。

当時の何かに訴えかけるような切実な感情を思い出す。

私は独りで生きる力が欲しいから別れを選んだ。
それが、全てのバランスを壊さない手段。
ゼロにはならなくても、マイナスになることはない。

過去を断ち切ろうとしている私達。
案外、似たもの同士かも知れないね。

2004年07月19日(月)




折れた翼


友達と会った。

疲れている中会おうと思ったのは、
君のサインに気付いたからだろう。

この人の一体何を見ていたんだろう。
表面の君の変わりきった姿にばかり目が行って、
肝心の心を見ていなかった。

君の優秀さが羨ましく、安心していた反面、
大人になるにつれて擦れていく心が心配だった。
そして、今日はその心が悲鳴を上げている。

最後に立ち上がるのは君次第。
だけど、一人で頑張れない時は甘えてもいいのよ。
折れた翼を抱きしめることくらいはできるから。

2004年07月18日(日)




着信


携帯を家に忘れる。
君が電話をかける。
かけ直した時、君は繋がらない。

翌日、また電話をくれる。
その時はスポーツクラブ。
またかけ直すけど、留守。

すれ違いだらけ。
過去の想い同様、
君とは繋がり合うことが少ない。

2004年07月17日(土)