ウェブ日記
2007年06月30日(土) 生存証明
生存証明

期末試験は22日に全て終えたのだけど、 今学期残した宿題を書きまくっている。 今日やっとある科目の残していた最後のレポートを書き上げて、 少しほっとしているところ。 明日清書して提出する予定。

先日話題にした靴紐の編み方について。 ダブルヘリックス(double helix)も、 のべ2日試したのだけど、 紐同士の摩擦がほとんど無いためか、 足の側面がいまいち十分締まらないため、 私にはあまり快適な編み方ではなかった。 なので、私の靴の編み方はオーバーアンダー(over-under)に決定。


2007年06月15日(金) 続靴紐/消しゴム
続靴紐

編み方をover underにしたら靴の感触が変った。 ヨーロッパ式よりも足に馴染む気がした。 もう少し様子を見てみる。

靴紐の編み方については科学雑誌ネイチャーの記事 (Polster, B. (2002) What is the best way to lace your shoes? Nature, Vol. 420: 476.) が有名なようだ。 これによると最も強力に編む方法はcriss-crossとstraightの2つで、 紐を通す穴の2列の間隔が狭いときはcriss-crossが、 広いときはstraightがより強力に編めるという。 市販の編み上げ靴はこの間隔が丁度これら2つの編み方がどちらにも適するようにあるという。 この記事では紐を穴の上から通すか下から通すかや 紐の交叉のし方等については考慮されていない。

消しゴム

(16 Jun 2007記)
私はほとんどの書き物は顔料インクペン(三菱シグノUM-151黒、0.38 mm --細字のペンは豪州ではほとんど売られていないので日本から持って来た--)を使っている。 でも草稿や計算等でシャープペンシル(BIC Velocity 0.9 mm)や鉛筆を使うことが増えて、 そのため消しゴムが必要になって来たので、 午後ランドルモールに寄ったときウーリーズで買って来た。

ふと、プラスチック消しゴムについて気になったのでネットで調べたら、 発明したのは日本の シードで、 このウェブサイトによると、 材料は軟質塩化ビニールで、 この会社が修正テープも発明したことも知る。 今はプラスチック製が当り前なのだろうか (私が子供だった'70年代長崎ではまだまだ普及していなかった)?


2007年06月14日(木) 靴紐
靴紐

履き続けて7年になるプレーントウの革靴の紐が擦り切れて 切れそうになったので、 今朝最寄りの靴屋で買い替える。 3ドルと高かったけど、 あったら安いはずのスーパーでは短か過ぎる紐しか無かったので仕方が無かった。 でも、他の新品の蝋引き紐と違って、 一日履いて結びが緩まなかったのには御機嫌。

紐の交換をきっかけに、 靴紐の編み方 --「結び方」は履き終える直前にすることのやり方(普通は蝶結び)-- を変えようと思った。 私はいわゆる革靴 --紐を通す穴が5対以下のもの-- にはいわゆる --名称が統一されていないようなので-- 「パラレル」とかヨーロッパ式をずっと使って来た。 でも私にはこの編み方は合わないようなのだ。 というのは、舌革(ベロ)に紐の跡が乱雑に付いたうえ その端が一部紐で擦り切れたり、 どこか歩きにくかったりしたから。

そこでネットで編み方を調べてみたら Ian's shoelace siteという 詳しいサイトを発見。 編み方を色々見て、一部自分の部屋で試してから、 このサイトの著者の好みである "over under (X-Crisscrossとも言うらしい)"を使ってみることにした。 靴紐の編み方を変えるのは違った乗物に乗るように私には感じたので、 明日からの外出が楽しみになった。

参考に日本で一般的な靴紐の編み方を紹介しているサイトを1つ挙げておく (靴メーカーエトスクラブの 「靴紐の結び、ひとつで…」)。 ここで紹介されている紐を結ぶときの靴の姿勢は早速実行した。


2007年06月13日(水) 忙しいはずなのに
忙しいはずなのに

昨日午後6時にバースミス図書館でトコリの橋の次に借りて来た 村上春樹の「風の歌を聴け」を午前11:20読了。 200ページの本 --ページあたりの活字の密度は小さいのだが-- を24時間以内に読んでしまったのは生まれて初めて。 読むのに1週間かかると思っていたのに… 面白くてはまって読んでしまったのは良かったけど、 早く読み過ぎて夜には内容をほとんど忘れてしまった… 彼の初めての長篇作品で、 そのためか実験的な作品に見えたし、 ノルウェーの森の原型のような箇所もけっこうあった。 あのTシャツが欲しいな。 あと、ビールも久しぶりに飲みたくなった。

昼この本は返却し、 代りにカズオ・イシグロのデビュー作、 "A pale view of hills"を借りて来る。 彼の作品を読むのは初めて。 イシグロはネットでの評価が良いので気になっていたのだ。 この作品を選んだ理由は、 ページ数が183ページと、 この前読んだトコリの橋のそれの約1.5倍なので、 返却期限までに読み終えられると思ったから。

なお、イシグロの作品はこちら豪州では日本文学に入れられている。


2007年06月12日(火) トコリの橋
トコリの橋

ジェームズ・ミッチェナー(James Albert Michener)著 トコリの橋(The Bridges at Toko-Ri)を読み終える。 朝鮮戦争が舞台。 主人公の海軍パイロット、 ハリーが撃墜されてから最後までは集中して読んでしまった。 この作品が出版された1953年はまだ日本が敗戦から復興し終えていない時なのに、 作者はこの国にとても良い印象を持っていたことを感じた。 温泉のシーンが最も典型的だろう。 この意味でこの作品をもっと早く読んでいたら、 アメリカやアメリカ人に対する私の印象はかなり違っていただろう。 「ビア樽」甲板員の信頼できる航空機の誘導を パイロット達が詩篇のパロディーで讃えるシーンは いかにもアメリカ人の精神を表していて好きだった。 戦争が人の心や振舞いを如何に変えて行くかは 読んでいて本当に考えさせられた。 共産主義の関った戦争がどんなものかも垣間見ることができた。 この本が、私が生まれて初めて原語で読んだ、 記念すべき英語の文学作品となった。


2007年06月11日(月) 今日は祝日
今日は祝日

より東にあるニュージーランドより1週間遅れて、 豪州では今日は女王の誕生日のため休日。 試験勉強や宿題をやる気が出ないのに困った。

朝、夢で見た三田線の路線についてネットで調べるうち、 Google Mapsのサイトにアクセス。 最初の画面は都内だったが、 どこまでズームアウェイできるのかふとやってみたら、 地球全部までだったので驚いた。 昔住んでいた都内の某所、 アデレードやケープタウン、ステレンボッシュ等の衛星写真を見て興奮。 自分の住んでいるロッジの衛星写真に車4台が駐車しているのを見て、 将来はネットで車がリアルタイムで動くのも 見ることができるようになるのかなと思った。

その後実家の衛星写真を見ようとしたら ズームインに失敗。 つくばの衛星写真にキュートが写っていない… 緑が少なく影が北西に長く伸びていて、 中心地の交通が少ないので 画像は2004年以前のある冬の平日午前中に撮影されたものと思われた。 私は勤務中だったはず。


2007年06月10日(日) 刈った
刈った

朝南アのオンラインニュースを見たら、 ラグビーの試合中継サービスの広告に以下の文句が。

The Rose garden is trimmed...
Now see how the Bokke eat island fruit!

Rose (薔薇)はイングランドを、 Bokkeは南アのスプリングボックチームを、 Island (島)はサモアを表す。 "Trimmed (刈られた)"は素敵な表現と思う。


2007年06月08日(金) 授業終了
授業終了

今日で今学期の授業はおしまい。 たくさん残した宿題を片付け中。


2007年06月03日(日) ブログって何?
ブログって何?

朝南アのオンラインニュース News24.comを見ていたら 以下の投票があった。

あなたはブロガーですか?

で、選択肢が3つあった。

  • はい
  • いいえ
  • ブログって何?

「いいえ」と答えた後投票結果 --もちろん信頼できないけど--を見たら、

  • はい: 218 (19%)
  • いいえ: 536 (47%)
  • ブログって何?: 382 (34%)
  • と素敵な結果を見る。

    私は特にブログを利用しようとは思わない。 理由は幾つかある。 ページの読み込みが一般に遅い。 変なコメントやトラックバックを何とかする時間を取られる。 更新したときの訪問者の反応よりも 書いたものが長く残る方に関心がある等々。

    私が使いたいのはむしろPHPである。 訪問者の探している情報を元にして ウェブページをその都度作成、表示したりできるから。


    2007年06月02日(土) 祝留学2年
    祝留学2年

    宿題をどんどん書かねばならないし、 期末試験の勉強もしなければならないし、 最後の単位を取るため7月に受けるオリーブ栽培の授業は楽しみにしているけど、 卒業の見込みが付いたら学生ビザが切れる前に豪州を引き揚げねばならないし… 等々やらねばならぬことが多い。 でも一番問題なのは、 どうしたら本当に移住したい南アフリカの西ケープ州のワイナリーで働くことができるか、 あるいはアデレード大学よりも行きたかったステレンボッシュ大学で学ぶことができるか、 今も全く見当が付かないこと。 それでも、日本を脱出して今日で無事2年になったのは、 やはり喜ばしいことだ。


    ハッピーパイパー
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