えだまめ日記
☆もくじ|●過去|○未来
極たまに仕事帰りにパチンコをやるが、今のところ負け知らず。
最近のマシンは、コンピュータグラフィックで美しい。
画面に奥行きがあり、リーチのパターンも複雑だ。
2,000円投資したところで、数字が3個そろって、「大当たり」がでる。
ランプが点滅し、背後に人の気配。
「おめでとうございます」、男性店員が耳元でささやく。
本当は大きな声なのだろうが、店内の喧騒でささやくように聞こえる。
それから、2回続けて「おめでとうございます」と耳元でささやかれる。
「おめでとうございます」は、うれしい言葉なのだが、男性では、気持ちは
あまり良くない。
しかし、今日もツキがあった。
2003年02月27日(木) |
○観光ボランティア③ |
羽豆神社の宮司さんから、神社の由来と師崎の祭礼についての話を聞く。
白鳳時代(7世紀)に神社は建てられたらしい。
祭りは、室町時代から続くらしい。
江戸時代末期の絵巻ものを目の前に広げ、当時の大名行列の様子を眺めた。
今とほとんど変わらない。違いは、お寺の坊主が3人先頭に描かれているが
今はない。祭礼は3日間拘束されるが、後年、お布施の金額でもめて、坊主
が不参加になったらしい。
一番の違いは、行列の参加人数だ。
人口減少で、参加する若者が減り、奴さんや警護など、大名を中心とした行
列が3分の1くらいになってしまっている。
一般公募で、町外から参加者を増やしたらという意見もでたが、村の伝統的
な行事、それはちょっとむつかしいなと。
参考:師崎大名行列(2001年)
http://www.tac-net.ne.jp/~kuroda/yuma11.htm
2003年02月26日(水) |
○星飛馬は児童虐待か |
このところ、「児童虐待」が問題となっている。
これに関しての各種研修や集会が、各所で開かれている。
今日の会議でも、「星飛馬は、児童虐待か?」というテーマで研修をうけた
というボランティアからの報告があった。
結論からいうと、「虐待」だった。父親・一徹から、有無を言わさず、野球
のみを与えられ、「巨人の星」をめざす。象徴的なのが、養成ギブスをはめ
られ、毎日の生活を強いられたではないかと。
これには、反論があった。
「では、今のイチローや松井はどうなの? 一流のバイオリニストやピアニ
ストになるのだって、小さいときからしこまなきゃ、なれない現実がある
よ」
喧々諤々、会議は盛り上がる。
子どもの気持ちを無視した親のエゴなのか、はたまた、子どもの才能を伸ば
そうとする親の愛情なのか?
場では一応、暴力含みの一徹の子育ては虐待ということになった。
しかし、「巨人の星」を知らない世代の若い母親もいて、どうも話について
いけなかったらしい。
スポーツ根性ものは今や流行らないし、時代も違うし、例えが良くないな。
2003年02月25日(火) |
○えだまめの会#86の企画(落語) |
久しぶりに三遊亭楽松師匠と電話で話す。
毎年このところ、日間賀島さわやかジョギング大会に一緒に出かけている
が、今年は日程が3月30日と月末になり、出られなくなってしまった由。
それで、いつ帰郷するのかと聞くと、雑誌の取材があり、22日に名古屋まで
来るというので、足を延ばしてもらって、地元で落語会を企画することにし
た。
最近は、全くのランナーズ的生活をしているらしくて、フルマラソンはもと
より、100キロのウルトラマラソンにも出ているらしい。
しかも、雑誌ランナーズの下条由紀子編集長との対談や元オリンピックラン
ナーの宇佐美さんらと地方の大会イベントにも出ているらしい。
すっかり、走る落語家になってしまった。
それにしても、かって大酒・大食いの彼が、いつのまに、大変身を遂げ、芸
にも円熟味が増してきたのは、驚きだ。
22日(土)も落語会のあと、夜行列車で東京にもどり、そのまま、フルマラ
ソンを走るという。
「そんなことして、大丈夫?」と聞くと、「いやぁ、フルですから、最近は
100キロのウルトラがメインになってますから、大丈夫っすよ」。
だんだん、ほんまもんになって来た。
夕方、名古屋・錦の中華料理屋で、中国をこよなく愛する人が集まる「中国
愛好会」があるというので誘われるままに参加した。
名古屋市内で中国語教室に通う人の集まりで、年に数回旅行にも出かけるら
しい。
参加者20人で、乾杯の後、一人ひとり自己紹介があった。
中国語教室に通うものだからもちろん中国語で話すのかなと思ってドキドキ
したが、皆平然と日本語をしゃべるので逆にがっかりした。
入口でひいたクジの番号順で席が決められていて、8番目。
ここは、ひとつ中国語でと考え、「ニイハオ! 我叫ヘイティエン、初次見
面、請多多関照」とまあ、ここまでしゃべって、後は日本語だったが、おお
いにうけた。
2次会は、同学の高校時代の同級生が経営するクラブに出かけた。
中に上海からの留学生(19)がいて、これまた中国語の練習台になってもら
った。
今天安全ロ馬? Jin tian an quan ma?
2003年02月21日(金) |
○えだまめの会#85(黒船対策) |
久しぶりのえだまめでの勉強会。
19名の参加で、幕末の黒船対策について、海に囲まれた南知多でどんな策が
たてられたのか、河合克己さんから話をきいた。
名古屋の徳川園にある蓬左文庫の「知多郡砲台狼煙台」という古文書をもと
に幕末のエピソードを交えた楽しい話だった。
この「狼煙(のろし)台」の旧跡は全国でも珍しく、ぜひ保存をすべきだ
と、しかしながら、地主が何もするなと言っているらしい。
次回は、一度見学会(フィールドワーク)でもやろうか。
とりあえず、写真だけページにのせた。
ちょっとピンボケ^^!
http://www.tac-net.ne.jp/~kuroda/85kawai1a.htm
夕方、NFU半田キャンパスへ。
生涯学習研究会---この地方の小中学校の総合学習のカリキュラムについての
学生の卒論批評。
8時半に終了し、その足で中国語教室へ。
同じ場所でやる「えだまめ#85」の会場セッティングについて、講師の要
望を伝えながら、打ち合わせ。
このところ、夜型の生活になってきた。
いい映画をみた。
テレビの映画チャンネルCSN1(30ch)でニコラス・ケイジ主演の「天使のく
れた時間 THE FAMILY MAN('00/米)」
人生の選択で、だれしも一度は振り返るであろう過去の自分。
もしあのとき・・・・。
でも、運命にはさからえないなぁと。
今が、一番いいと。
--------------------------------------------------------------------- [監]ブレット・ラトナー[出]ニコラス・ケイジ、ティア・レオーニ --------------------------------------------------------------------- 優雅な独身生活を謳歌する会社社長が、「昔の恋人との、あり得たかも知れないもうひとつの人生」を体験することで本当の幸福に気がつく恋愛ファンタジー。
2003年02月15日(土) |
○歴史教室「中世の城館」 |
歴史教室の第1回目。
テーマは、「中世の城館」。
「中世」とは、いつの時代か?
はたまた、「城館」とは? 「お城」と簡単に言えないのか?
最初から疑問だらけだった。
中世とは、鎌倉~室町時代で、城館とは、お堀や土塁で囲まれた守りのある武士の
屋敷。
これ以降の名古屋城や大阪城、姫路城など、権力の象徴、政治の中心としての建物
とは区別されるということだった。
愛知県内には、1300か所あったとか。平均1市町村=15か所。
町内には、内海の岡部城、一色城、師崎の幡豆崎城、篠島の篠島城の4か所が確認
されている。
時代は今から700年~800年前の話。
たまに散歩に出かける羽豆岬に「幡豆城址」の石碑があるが、講師の話を聞いて、
すこしだけ当時がイメージできた、かな。
豪華包装のチョコレートをもらう。
そういえば、今日はバレンタインデーだ。
封もあけず、甘い物好きの知人にあげてしまった。
でも、お返しは考えなくちゃいけない。
誘われて、観光ボランティア養成講座に参加。
今日が2回目だ。
テーマは「伊勢湾の漁業とさかな」で、元漁協参事さんから漁業の現状と将来につ
いて話をきいた。
年々漁獲高も減り、厳しい状況ではあるが、平成13年度の市場での取引は3万5千ト
ン、金額にして90億円、それと冬場の養殖海苔が2億1千枚で、21億円。
合計111億円の漁業生産高になるとか。
この地域では、伊勢湾上に空港建設も進み、今後がどうなるかまだ不明とのこと。
伊勢湾の変わり目だ。しかし、伊勢湾はまだ死んではいない。昨年は、たこ、か
に、またか(すずき)が豊漁だったそうだ。
いつもぼんやり見ている伊勢湾の見かたが、少し変わった。
美味しい新鮮な魚は、未来永劫、いつまでも食べたいと思うのは、みな同じだ。
観光案内の知識・ネタがまた増えた。
中国語教室をホームページで紹介したいと、取材の申込メールが届いた。
ホームページをみて、地域の情報を探していたら、たまたま見つけたらしい。
さっそく、夜の教室に来るというので、恵莉さんにメールした。
この教室は、明るい恵莉さんが醸し出す、和気あいあいとした雰囲気が売りだなと
最近つくづく思う。
新聞の取材は今まで3回あったし、個人的に恵莉さんは、国際理解教室の講師を
頼まれ小学校でレクチャーし、それが、CATVで放送されたし、すっかり有名人
だ。
今回の取材も恵莉さんを全面に出し、記事にまとめるようコピーライター氏にお願
いした。
写真いりで、20日にページで紹介されるらしい。CBC系列(?)のページ。
楽しみだ。→ http://lococoro.com/
終わってから、メンバーの上海土産のお菓子をいただく。
中にひまわりの種があった。
恵莉さんの大好物、実に器用に歯で殻を割り、中身を食べる。
食べるスピードもみんなの3倍くらいで、目の前はすぐ殻の山。
その姿は、まるでリスかハムスターみたいと、思わず笑ってしまった。
たまたま、TVのチャンネルをCSN1(30ch)に変えたら、黒沢明脚本の「雨上が
る」が9時からやるよと、予告CMが流れた。
原作は山本周五郎で、黒澤明監督が生前書き上げた脚本を元に、かつての黒澤ブレ
ーンが中心となって制作した映画らしい。監督は小泉尭史で、主人公である剣術使
いの浪人役は、寺尾聡、その妻を演じたのは宮崎美子で、CSNの「夫婦愛企画」
に選ばれた作品というふれこみだった。
人と人の心のふれ合いがほのぼのと描かれていて、寺尾聡のひょうひょうとした演
技がとても光っていました。明るく前向きに生きる武士の妻役の宮崎美子もぴった
りのはまり役でした。
ラストシーンの梅雨明けの明るい太陽とさわやかな風の心地よさがストレートに伝
わってきて、ジーンとしてしまいました。
久々によい映画を見た。日本映画もまだまだ捨てたものではないな。
もっと邦画を見ようと。
アメリカ映画全盛で、邦画がんばれと思うのですが、いい映画でした。
主役の交代劇がスポニチのネタでしたが、役所広司より、中井貴一でよかったな
と。
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◆直木賞作家・浅田次郎氏のベストセラー小説を映画化する「壬生義士伝」(監督滝田洋二郎)の主役が、役所広司(46)から中井貴一(40)に交代したことが9日、分かった。役所と製作サイドの間で主人公像に対するイメージにずれが生じたため、バトンタッチされた形。白羽の矢を立てられた中井も快諾し、同作は5月中旬のクランクインに向け新たなスタートを切る。
◆「壬生義士伝」 98年9月から00年3月まで、「週刊文春」で連載。吉村貫一郎が、仲間から守銭奴と陰口を叩かれるほど金に執着しながらも、故郷に残した家族のために必死で激動の幕末を生き抜く姿を描く。00年4月に上下巻で単行本化され、25万部を記録。今年1月2日には、渡辺謙(42)主演で、テレビ東京の正月10時間ドラマとして放送され、9・1%の視聴率を獲得した。映画は来年公開予定。
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映画製作の裏話もさることながら、幕末の時代の変わり目の歴史は、正しく
学校では習ってなくて、「明治維新」というひとくくりで終わっているなと。
「壬生」っつなんて読むの? なんの意味?
最初から、つまづいてしまって、同時上映の「レッド・ドラゴン」や「ストーカ
ー」の方が、わかり易いのは、なんでだろう。
高田渡氏から手紙が届く。
封をきると武蔵野の絵葉書と大枚1枚。
先日、電話で注文のあったトラフグの代金だと思われるのだが、「代金はいいで
す」とJ子がメモして宅配便で届けたはずなのに。
高田家では、師崎のトラフグが好評らしい。
山口産よりもおいしいとか。
「今年は、どこで会えるかな」と一筆添えられていた。
休みをとって、浜松のなかよし第2保育園の見学に出かけた。
保育士さんたちの自主研修につきあい、早朝6時15分集合。
ワゴン車で6人の女性のお供だ。
応対していただいたI園長はじつに、物静かな、内に情熱を秘めた方で、お会
いするなり、園の様子がイメージできた。
○「先生」ではなく、「私」が子どもとどう向き合っていくか、「先生」と
いうヨロイを脱ぐ(家庭でも「親」という仮面を脱ぐ)、○遊びの環境作り
をする(自分でやりたいという気持ちを大切にする)保育者との信頼関係が出
来ていると安定して遊べるなど、保育創造セミナーを主宰する樋口正春氏の
教えを実践をしている。
実際に見学して、保育士は大きな声で、子どもたちに指示を出すこともなく
子どもたちが、自主的に動けているのが、不思議だ。
普通の保育園であれば、保育士の号令で、次の行動に一斉に動く。
日課も保育士しだいだ。
なるほど、なるほどと感心しながらも、遊びの環境をつくるためにお金がい
るなと。
帰り、蒲郡あたりで、道に迷い山道に入ってしまう。
山中にネオンきらめくラブホが、「ここで、みんなで泊まろうか」といった
のは同行のT保育士、そして「Kさんなら、6人まとめて大丈夫!?」の
過激な発言があり、返答に窮してしまった。
車内が急に静かになった。
明日、上海に帰るアツノリ君の送別会。
いろいろ、上海の話題で盛り上がる。
上海で商売をした場合、何が儲かるか?
駐車場、マンション、アパート経営、日本料理など儲かりそうだ。
いろいろ、アイディアが出たが、儲からないのは「クルクル寿司」だという
結論になった。
中国人は、日本人と比べ、常識がないから、お寿司がクルクル回るうちに、
皿をとらずに、寿司の上の具だけを取って、知らん顔するのじゃないか、は
たまた、食べた皿をそっとカバンに入れて持ち帰るのではないか、などな
ど、疑惑が浮かんで、結局儲からないという話になった。
2003年02月03日(月) |
○節分の日に太巻きを食う習慣 |
J子が、今晩の夕食は、太巻きを作るといって帰宅した。
節分に太巻きを食べる習慣はこの地方にはないのだけれど・・・。
早速、インターネットで検索したところ、海産物屋さんのページで解説があ
った
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●昭和52年に大阪海苔問屋協同組合が節分のイベントとして道頓堀で実施し
が始まりだそうです。
●太巻寿司を恵方に向かって丸ごとかぶりつくと福を呼ぶといわれ、節分の
夜にその年の恵方(2003年は丙の方~南南東より少し南)を向いて、太い巻き
寿司をくわえて、無言に食べきると、1年間よいこと(福)があるのだそう
です。
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バレンタインやクリスマスと一緒で、業者の陰謀だ。
と思いながらも、好物なので、文句もいわずかじりついた。
恵方は「南南東より少し南」、福があるかなというと、おかずは「トラフク
」の干物 ---
もっちりして、おいしい。
ことしはよいことがあるかな。
今日から2月、ゆっくりとCSN1・ムービーチャンネルでも。
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